【ゲーム感想】グルーヴコースターがとても親切で遊びやすかった話(+東方アレンジの話)
※2024-10-16追記
本記事内で、曲名を間違えて記載しているものがありました。
現在は訂正済みです。誠に申し訳ございませんでした。
本題に入る前に…
先日、平日の真昼間からお買い物に出かけた際に、ふらっと立ち寄ったゲームセンターで『グルーヴコースター』を発見した。
前々から存在自体は気になっていたが、普段ゲームセンターに行かない健全な生活を送っていたので、いつも遠巻きに見ながら難しいんだろうなぁ…と勝手に高いハードルを感じていたのだった。
その日は平日の真昼間だったからか周りに人が全然いなかったので意を決してやってみた。
実際にやってみると初見でもわかりやすいデザインになっていて、曲が始まる前にあそびかたをとっっっても丁寧に教えてくれたので何もストレスを感じる要素が無く、ただただ楽しかった。
ちなみに選択した楽曲は、東方アレンジから幽閉サテライトさんの『色は匂へど散りぬるを』、ボーカロイドからナノウさんの『ハロ/ハワユ』
ただ単にノーツが用意されていてリズムよく押すだけだと思っていたら、背景やノーツの配置が素晴らしく作り込まれていて、見ていて楽しい作りになっていた。
感動のあまり、ノーツを碌に追えてなくてeasyでクリアギリギリだったのはここだけの話。
Switch版を衝動買いする
実は記事を書く半年前あたりからグルーヴコースターのSwitch版が存在することは知っていた。
…が、その時は「リリースされてから何年も経つのに、今遊んでも楽しめるだろうか」という、(今思えば非常にどうでもいい)疑念から購入を見送った経緯があった。
普段はレトロゲームやインディーズゲームのリリース時期関係なく「いいものはいいぞ」で押し通して買っているのに、何故かその時はそう思ってしまった。
冒頭の通り、アーケード版を実際に遊んでみてすごく良いゲーム体験が出来たと感じたので、家に帰ってから即購入した。
ちなみに後で知ったのだが、10/10(当記事執筆時から2日前)に新しいDLCが発売された。
つまり、まだ現役のゲームである。すごすぎ。
Switch版感想
アーケード版で感じた丁寧な操作説明や、無駄を省いて洗練されたUIはSwitch版も同様で、とても遊びやすかった。
グルコス(Switch版)本体に収録されている曲は、「アニメ・ポップス」「バラエティ」「オリジナル曲」「ゲーム」と幅広いジャンルが存在するが、主力ジャンルは「ボーカロイド」「東方アレンジ」であり、この2ジャンルの収録曲が圧倒的に多い。この中で一番興味があるジャンルだったからちょっとうれしい。
ボカロについて、筆者は2007~2012年の今や懐かしいボカロ曲がこのうえなく好きなので、「ハジメテノオト」「ハロ/ハワユ」「Tell Your World」あたりが収録されててめちゃくちゃテンションがあがった。
時に、筆者は音ゲーに関してはとてもライトな民なので、「音楽により深く浸りたいがために高難度でやってみたい」という気持ちもありつつ、指が追いつかずにチェインが途切れてしまい散々なリザルト画面を見る羽目になることがしばしばある。
…が、グルコスにはそんなわがままな悩みにも答えてくれる仕様が存在した。
これを使って遊べば、20回までMISSをなかったことに出来るという神アイテム。最初は「そんなことやっちゃって良いんですか!!!???」という気持ちに苛まれたが、実力が足りていなくても気持ちよくNo Missのリザルトを拝める神アイテムだったので手放せなくなってしまった。
しかも、この手のアイテムにありがちな「アイテムを使ってズルした証跡」が残らないのが地味に助かる。なんの後ろめたさも感じないように出来ているというのは、ゲームデザインとして非常によく考えられていると思う。
なお、これだけ良いことずくめの話をすると、完全実力主義の方から怒られそうな話に聞こえるが、MISSをGOODに変えたところでGOODは成功判定の中では3段階評価(GREAT⇒COOL⇒GOOD)の最弱に位置するため、結局真面目にハイスコアを叩き出したいなら使っても使わなくても関係ない。
この辺のバランスも優れている点だと思う。
リズムゲームがより楽しくなるAD-LIBの存在
AD-LIBという見えないノーツが設定されていて、押さなくてもCHAINは途切れないが押せば加点される要素が楽しい。
曲を知っていれば知っているほど、つい押したくなるところにちょうどよく隠されており、狙い通りにAD-LIBを押せるとめちゃくちゃ気持ちいい。
なお真面目にハイスコアを狙おうとしたら血眼になって空いているところを探し回る羽目になるかもしれないが、今はスコアに興味がないのでヨシ!!
東方アレンジについて
とても興味のあるジャンルで、実際聴いてみれば好印象な曲が多い気がするが、正直な話をすると筆者は東方原作を遊んだことがほぼなく、友人宅で少しやったことがあるくらいである。
東方二次創作のゲームをごく稀に遊ぶことがあるので、東方キャラクターは知っているのだが、音楽についてはあまり詳しくない。
東方アレンジ曲といえば、はっきりとわかるのは冒頭のアーケード版で遊んだ『色は匂へど散りぬるを』と、ニコニコ動画でとんでもない再生数を叩き出していた『Bad Apple!!』と、どこでどういうきっかけで聴いたのかわからないGET IN THE RINGの『Whose Eye Is This Anyway?』である。
先述の通り、グルーヴコースターでは(たぶん)東方アレンジが主軸ジャンルとして扱われている。
折角なので真面目に履修してみようと思い、グルコスで聴いて気になった曲を片っ端からiTunesのプレイリストに入れて聴くようにした。
ちなみに東方アレンジパック(DLC)は9つ出ているうちの1~4まで買った。
最後に、気になった曲を紹介して終わりにしたいと思う。
…全部幽閉サテライトじゃないか!!!!
(無意識)
おわり