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Switchおすすめコマンド選択式RPG10戦(後編)

本記事は、以下記事の続きです。


5.LIVE A LIVE

7人(+1)の主人公が織りなす物語。
それぞれのキャラクターデザインに著名な漫画家を起用したことで話題になった。
余談だが、原作(SFC版)発売前後にとんでもない大物ゲームが出てしまったことで売り上げは伸びなかった。熱狂的なファンの存在により、リマスターが叶ったらしい(うろ覚え情報)
閑話休題
1つ1つの物語は短いものの、どれも内容が濃い。
それぞれの物語で雰囲気が全然違うため、最後まで飽きずに遊ぶことが出来る。
BGMは下村陽子先生が担当しており、シナリオ展開に合わせて流れ出すMEGALOMANIAは必見。曲だけが有名になりつつあるが、ゲーム中で流れるタイミングがとても素晴らしいので未プレイの方は是非絶妙なタイミングで流れるMEGALOMANIAを体験して欲しい。
筆者は特に、近未来編とSF編が好き。

6.アライアンス・アライブ

サガシリーズ等で知られる、小泉今日治氏がゲームデザインを担当していることもあり、サガシリーズにやや近い印象を受ける(本作独自の要素もふんだんに含まれているため、サガシリーズで完全に一致するようなものは無い)
ストーリーに応じて操作キャラや仲間キャラが頻繁に入れ替わり、その都度武具や編成をいじったり、仲間キャラ全員にある程度複数のロールを持たせておくといったストーリー展開に応じた育成や立ち回りを考えるのがこのうえなく楽しい。
個人的にはずっとやりこみ続けるゲームというよりも、ストーリー道中のゲーム体験が優れている作品という印象。
難易度は若干高めだが、奥が深い探索要素、ストーリーの重厚感、BGMの良さ、バトル関連の面白さが大量に摂取出来るとても良いゲームなので、じっくり遊べるゲームを探している人は是非手に取ってみて欲しい。
なお、本作に限った話ではないが定期的にセールをしており、値引き率が尋常ではないのでセール中に買っておくのがおすすめ。

7.OCTOPATH TRAVELER

HD-2Dという、奥行きを感じるドット表現を世に知らしめた名作中の名作。
主人公選択(8人)があるものの、多少攻略順が変わるくらいで変化はあまり無い。
往年のレトロゲーマーがRPGに求めていた要素がこれでもかと完璧に整っており、かつ今の時代に適した快適な操作性やファストトラベルを備えていて抜群に遊びやすい。
クラスやアビリティ、装備の付け替えがとても自由度が高く、バトル中に取れる選択肢も多いため(特にボス戦は)単なる作業にとどまらず、常に臨場感を演出してくれる。ボスを倒した時の手応えはひとしお。
ボリュームが結構あってクリアまでに50時間以上はかかるが、時間のある人はぜひじっくりやってみてほしい。

8.BRAVELY DEFAULT Ⅱ

Switchには記事執筆時点でⅡしか存在しないが、前作との関連要素はほぼ無いらしいのでいきなりⅡから初めても良い。
オーソドックスなコマンド選択式RPGに、デフォルト(≒防御して溜める)とブレイブ(≒溜めた分、一度に複数回行動)の要素が加わっており、戦略性が高い。
難易度は高めだが、構築の組み合わせ次第でいくらでも悪いことが出来てしまうので詰む状況はほぼない。
BGMがあまりにも良い。全人類聴いてほしい。

9.両手いっぱいに芋の花を

Wizardryに代表される、ダンジョンクロール系のインディーズゲーム。
雰囲気的に良い感じのレトロ感を出しつつも、ストレス要素を悉く排除してあり、とても快適に操作出来るようになっている。
ある程度進んだら、ショートカットが欲しくなった辺りで適切にショートカットが配置されていたり、かなり親切な作りになっているので忙しい人でも安心。
各クラスのバランスがよく取れており、スキルツリーの取り方や編成によって戦略の幅が広い。
この手のゲームは色々試したくなってくるが、なんとレベル差があると低レベルキャラの取得経験値が尋常じゃないほど大きくなるようになっているため、後からメンバー変更をしてもすぐ追いつくので軽率にメンバーの入れ替えが出来るようになっていてとても遊びやすい。
さっくり10〜15時間ほどで終わるお手軽さと濃厚なゲーム体験を両立している。

10.Monster Sanctuary

モンスターを捕まえて戦う系のゲーム。
バトルは3vs3で進行する。
この手のゲームにしてはとても珍しく、モンスター全てに個別のスキルツリーが用意されており、目指す方向性によって最低でも1匹あたり2通りの方針が取れる(微調整したり、ハイブリッド型にするのも無くはないので実際にはもっと多い)
更に光と闇の形態変化があるため、1匹あたりの情報量がとてつもなく多い。
それを3匹組み合わせ、控えまで用意すると構築を考えるだけで一生遊べる気がしてくる。
ちなみに最序盤のモンスターでさえ最後まで使えるほどバランスよく練られており、どうしようもなく使えないモンスターはおそらくほぼいない。
本編(ストーリー)もよく作り込まれており、少しずつ成長を重ねてマップを探索していく側面も面白い。
数少ない問題点としては、PvPが面白いのにインディーズの宿命としてプレイヤーが少なすぎてオンラインマッチが成立しないこと。

終わりに

前半でシリーズものを1枠として纏めた所為でとんでもない物量になってしまった…!
RPGは良いぞ

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