マイナンバーカードで混乱なんかしていない③

それで、結局、そんな大事でもないトラブルが騒ぎになっているのは、
マイナンバーカードという保険証資格を証明するものが登場して、医療機関の窓口で、内容の不備などが、すぐに明らかになっているためで、
そのトラブルは、保険証の頃から、というよりも皆保険発足の時が、ずっと潜在的に存在してきたものです。
マイナンバーカードの保険証利用をやめると、それを解決する機会は失われます。
窓口負担が変わる時とか、仕事が変わって保険証が切り替わる時とか、保険証資格の把握が一番問題になりやすい時に、マイナンバーカードが保険証よりも確認するのに有効で便利なのです。

たぶん、保険証を失くすことを目指しても、保険証的なものをゼロにすることはできませんが、失くすことを目指さないと、社会は変わりません。
不便なことに価値を見出すこともあるでしょうが、医療機関の窓口で、保険証資格を確認することぐらいは、便利に済ませたいところです。

キャッシュレス決済と同じで、「慣れ」の問題があるので、保険証もある今のうちに、患者さんも医療機関も機械の扱いが不具合の対処に慣れることが大事と思われます。

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