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マイナ資格確認アプリ②

 それで、このマイナ資格確認アプリを使用してみて、正直、「これでいいじゃん」と思いました。
 操作も簡単ですし、本人確認も「目視による確認」をデフォルト設定できるので、患者さん側も負担が少なくなっています。必要なのは、スマホだけなので、導入費用もそんなにかかりません。利用申請メニューには、隣に補助金申請のボタンもありましたしね。親切なインターフェイスです。普通の医療機関や薬局でない施設で、保険証資格の確認が必要な施設では、このアプリの使用が主流になるでしょう。
 私も、手書きレセプトの頃に、このアプリが登場していたら、オンライン請求どころか、レセプトの電子化も取り組まなかったかもしれません。

 これから進む電子処方箋や、医療情報の共有において、「全部見られる」「全部共有される」「全部預けられる」というのは、共有する側も、共有される側も負担が大きいので、スマホのアプリの中で「見たいところだけ」「見せたいところだけ」の情報が医療機関側、患者さん側が選択できるようなれば、精神的負担を回避できそうです。
 アプリにそういう機能を持たせることは、そんなに難しいことではないでしょうけれど、国がやることなので、法令、省令上の根拠が必要になります。
 


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