歯並び、噛み合わせが悪いと....どうなる??歯科医が解説💡
歯並び、噛み合わせの状態にもよるのですが
一般的に歯並びや噛み合わせが悪いと
多くのトラブルを引き起こします。
本日は
歯並び、噛み合わせが悪い事で
考えられる悪影響を8つ紹介します👨⚕️
①虫歯
歯並びが悪いと
唾液の自浄作用(汚れを洗い流してくれる作用のこと)が上手く働かなかったり
歯ブラシを適切に当てにくく、清掃が難しくなったりするため
虫歯になるリスクが上がってしまいます。
②歯周病
①同様
唾液の自浄作用や歯磨きが難しくなるため
汚れををしっかり取り除くのが
難しくなってしまいます。
そのため歯周病菌の除去が不十分になってしまい
歯周病のリスクが上がります。
また、噛み合わせが悪いと
力が不安定にかかってしまい
歯周病を増悪させる事が考えられます。
③根の吸収
バランスよく力がかからず
一部の歯に強い力や繰り返しの力がかかってしまうと歯の根が吸収を起こしてしまう事もあります。
進行すると抜歯になるかもしれません。
④筋機能障害
歯並びが悪いと
筋肉のバランスは悪くなってしまいますし
小さい時のお口周り、全身の筋肉がうまく発育しないと逆に歯並びが悪くなってしまいます。
歯並びと筋肉はお互いに密接な関係があります。
⑤骨の発育障害
顎や顔全体の成長に悪影響を与えて
発育障害をきたす可能性があります。
⑥咀嚼(食べる)機能障害
食べ物を噛んで飲み込むまでの流れは
歯、筋肉、舌などで行います。
理想的な歯並び、噛み合わせと比較すると
悪い歯並び、噛み合わせでは
咀嚼機能が低くなってしまいます。
⑦発音障害
発音する時に
舌を歯に当てて発音する音があります。
歯並びが悪いと発音が正確にできなくなってしまいます。
⑧審美性低下
当たり前ですが歯並びが悪いと
見た目が悪くなってしまいます。
にっこり歯を出して笑える事は
幸せな人生を送る上で大切な事だと思います。
以上
歯並び、噛み合わせが悪い事で生じる可能性のある悪影響についてまとめました。
では悪い歯並び、噛み合わせの治療ってなんなのか?
それは矯正治療です。
矯正治療をしない場合は
できるだけしっかりとケアしたり、定期的に歯科医院に通う事がより重要になってきます。
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