
むし歯になりやすい飲み物を紹介
むし歯になりやすい食べ物の続きです。
本日は歯科医師として
注意してほしい飲み物を解説していきます!
過去に紹介した様な食べ物だけではなく
多くの飲み物も、むし歯の原因になります。
(水、お茶、ブラックコーヒー などは除く)
その中で特に気を付けてほしい飲み物を
今回は紹介していきたいと思います!
今回紹介するのものは
酸性度が高く
そのものに歯を溶かす力があり
酸蝕症(さんしょくしょう)の原因にもなります。
頻回摂取や寝る直前の摂取には
注意が必要です。
もちろんむし歯予防の観点からも注意が必要です!
それぞれのphも含めて紹介していきます。
・炭酸ジュース(コーラやサイダー)

特にコーラは
pHが約2.2という低さで
酸としての力がとても強いです。
むし歯菌が歯を溶かす力もそうですが
コーラやサイダーなど飲み物自体の
歯を溶かす力に注意が必要です。
・スポーツドリンク

今年は気温がとても高く
熱中症対策として水分補給は欠かせません。
スポーツドリンクを
摂取する方も多いと思います!
糖質量も多いので注意が必要です!
むし歯予防の観点から言うと
だらだら飲むならお茶、お水の方が良いです!
スポーツドリンクのphも約3.5と酸性度は高めです。
・ワイン、梅酒

アルコールには利尿作用があり
体の水分が少なくなる事が考えられます。
口の中が乾燥することに繋がり
唾液の自浄作用、再石灰化作用、緩衝作用などが弱まり
むし歯につながる可能性もあります。
ワインのphは約3.0です。
・お酢

健康のために飲んでいる方も多いのではないでしょうか
お酢のphも約3.0です。
これらの飲み物を飲んだ後はすぐ磨くよりも
30分ほどおいてからの歯磨きがすすめられています。
今回紹介していない飲み物でも
砂糖を多く含んだジュースは
むし歯リスクを高めるので気をつけましょう!
そして😀
今回や過去に紹介した
食べ物、飲み物に関わらず
むし歯の原因となりえる飲食物を
だらだら食べたりする事、寝る直前に飲食する事は
むし歯のリスクを高めます!
あとは正しい歯磨きも心がけてもらえたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
Instagramでも歯の事を発信をしています。
アカウント名はツムグデンタルです。
noteでは文章でしっかり解説をしています。
Instagramではイラスト中心に
わかりやすくシンプルな投稿をしています。
「執筆、監修者」
歯科医師:平岩瑛郁
出身大学:大阪歯科大学