どうも、勤務歯科医師のかずぴんです。 ひさしぶりの更新です。 今日はひさしぶりの記事です。 歯医者のみなさん、歯科治療の時に何を重視してますか。 もちろん、歯科医療の目指すべき到達点はいくつも想定できます。 歯科医療というのは、多くの場合喪失された正常組織を歯科材料で置換する代替医療、という向きがあります(再生医療は実用化まで時間がかかりそうですね)。 美しい形態、顎関節や周囲組織に調和した治療、生体親和性に優れた材料を使用した治療。。。など、歯科医師ごとにそれぞ
またしても更新停滞。。。 更新を続けるメンタルの構築が必要 医療の現場感をわすれないように記事を後進続けたいですな
ユヴァル・ノア・ハラリ大先生の新著 ホモデウス 上巻読破 といっても、私の乏しい理解力では難解、くりかえし何回も読まないと… 今から下巻 #ホモデウス
ペリオによる、局所の骨破壊の部位特異性と患者固有の咬合様式は相関している。 噛み癖、寝相etc 術者へ見極めが重要
逆説的に。歯牙喪失すべき事情があった故に義歯使用している状況が生まれるわけで、義歯咬合に注意を払わないというのは、自らトラブルの種をまいているのと同義。 歯科医師は、義歯完成までのプロセスを重視する傾向が強い、が、患者にとっては、セット後に義歯と過ごす時間の方がはるかに長い
咬合性外傷による歯牙破壊、その後生体防御反応として生じる歯牙移動。 カリエス処置後の歯牙は、経時的に移動する、という視点で管理する必要がある。 メンテナンスではかならず咬合診査も行い、適宜咬合調整も行う
患者固有の咀嚼習慣を考慮すると、床の沈下量も部位特異性があることがわかり、均一なリリーフではなく、より沈下する部位にリリーフを多く設ける傾斜配分リリーフが最適。 特に金属床における下顎舌側の調整は苦労がなくなる
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 最近こればかりですが、、、 本稿も、症例の紹介を書いてみたいと思います。 これは、当院にてメンテナンス管理中の患者の口腔内である。 数年来の通院継続を経て数本の歯牙喪失を経験し、下顎は残存歯1歯のみである。 次に使用中の義歯を示す。 所見はすでに記載しており、参考にされたい。本患者も、義歯の調整は欠かすことなく継続してきている。 しばしば義歯疼痛を発現する。 そして、本症例における筆者の義歯管理のコアポイントは という分
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 本稿も前回の続き、 義歯の写真を提示し、主訴を改善するための調整方法を問うた。 歯科医師の皆様には平易な問題であったろうか。 今回は、筆者なりの答えを書いてみたい。 まず、これが、示した写真である、ここから、私が行った義歯調整の実際を示す。 新製直後であるが、義歯の着色が生じ、しかも右側にのみ着色が付着していることに着目したい。これは患者の義歯の使い方をしめすオーラルヒストリーが表れている。つまり、右側は咀嚼に使用していないと考
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 本稿も前回の続き、 ファンクショナルトゥース/バランシングトゥースを実際の症例において確認していきたいと思います。 予告の通り 義歯編です 早速症例の提示から ある義歯症例を提示する。対合歯総義歯である、 新製直後の調整アポ、 主訴「右下が痛い」 歯科医師の皆様はどのように考えられるであろうか。 筆者の答えは次回 では、
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 今日も歯科医師受けの記事を一つ 表題の通り、 私が独自に考案した 【ファンクショナルトゥース/バランシングトゥース】という概念について書いてみます定義は、 と考える。 何のために用語を考案し、定義したかというと、 患者固有の咀嚼動態について分析することで患者の口腔状態の評価指標になり得ると考えたからである。人間は、噛みやすいところで咀嚼する、これが代位原則であるから、噛みやすいところは、口腔内において比較的健全、これは良い面で
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 今日は、毛色の違う感じで。。 ズバリ 歯医者も言い訳あるんよって話です。 「言い訳の美学」 っていう、私独自の理論があるんですけど。それは専門的なんで、今日はかみ砕いて書いてみます すべての歯の病気が力による歯の破壊っていうメカニズムをずっと紹介してきてるんですけど、 これを、ずっと突き詰めていくと、 最終的に 歯医者が悪くない患者も当然悪くない でも口のトラブルが頻繁に起こっちゃう っていう状況が起こりうるんですね。
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 今日も、上記タイトルで。書いてみます。 まあ、一般の方は入れ歯ユーザーも少ないかもですが、お付き合いください。 入れ歯、奥が深いですよね?! え? 深くない? いや!! 深いんです!歯医者にとっては。 入れ歯治療だけでごはんが食べれます 入れ歯だけに。 私は、あらゆる口腔疾患が、咬合トラブルを起点として生じ得るという立場の歯科医師である。(急に真面目) これまで述べてきたように、広義の咬合トラブル、つまりあらゆる口腔内
アラフィフ歯医者さんとの交流 https://note.mu/beathashi 邂逅 歯科医療従事者&NOTEユーザとして意見交換 アラフィフ歯医者「医療系ブログって、すこし怪しいくらいの内容の方が流行るよね」 。。。 なるほど 深い #歯医者 #ブログ #note #オフ会
歯の喪失は悲しいイベントではあるが、歯牙が口腔内に生じる破壊力からほかの歯牙を守るために破壊を肩代わりしたという考えもできる。 患者には、歯牙喪失の悲しみではなく 残存歯の幸せを願うよう指導している
どうも勤務歯科医師のかずぴんです。 今日も、歯科医師向けの記事、です。 写真も添えてますので写真だけでもご覧いただければ幸いです。 まず初診時の写真は 全体にひどいんですけど、 ここでは左下に注目します。 虫歯で、歯がかなり崩壊しています。治療の細かいことではなくて、いつも言っている 「力による歯牙破壊」を言いたいです どうしてここまでのひどい虫歯なのに前後の歯は比較的健康なのか、という疑問です。 みなさんも不思議に思いますよね?? そもそも、インレーブリ