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僕は、チョー嫌な奴。でもいい奴でもある。
半世紀生きた今、これまで沢山の壁にぶち当たり、泣いたり笑ったりしてきた。そのたびに、人に相談したり、本を読んだりして、
「よし、明日から変わろう。頑張ろう」
と自分を鼓舞してきた。でも、結局2〜3日後には以前の自分に戻り、また壁にぶち当たり、モヤモヤ人生を歩む。
そんなモヤモヤ人生を歩んできた中で、
「あいつがいなければいいのに」
って、必ずいなくなってほしい人が存在した。
自分の考え方を変えればいいのにって、人はコントロール出来ないものって頭では分かっていても、いなくなってほしい人は必ず存在した。
そんな嫌な黒い自分は半世紀存在したのだ。
一方、いい奴でもある。
職場の仲間が困っていれば、
「どうした?」
って声かけて、時間かけて話したり、
子供が進路につまずいた時、無理強いさせず、見守ったり、
義理の両親の介護を苦なくやったり、
風呂の壁掃除をしたり。
結構いい奴でもある(そう思いたい)。
半世紀生きた今、そんな、嫌な奴もいい奴も、ぜんぶ自分なんだなって改めて思う。いい時も悪い時も、あーだのこーだの言いながら、考えながら、嫌な部分も、いい部分も繰り返しながら今がある。
いい奴は、このまま優しく撫でてあげればいい。
嫌な奴は、結局のところ変わらないのかもしれない。半世紀そうだったのだから、確かなのだ。
嫌な奴を受け入れようとしないから、苦しくなる。モヤモヤする。
だから、嫌なところも、
「それも自分ね!」
っていうくらい、軽めに、あっさり受け入れてもいいんじゃないかなと思う。いい奴も、そうとういい奴から(自分で言う?いや言おう!)。
そんな自分と、これからも歩んでいく訳だから。
楽しく、愉快に。