デンタルアートメイク、リップアートメイクとは?
デンタルアートメイクとは?
デンタルアートメイクとは、歯科医療機関のみで行う事のできる、口唇に専用の針や機械で色素を注入する施術×口唇治療の融合治療のこと。
【治療目的】
口唇色にくすみがある、口唇口蓋裂の傷跡・輪郭修正、色素沈着に色調修正、血流不良による色調修正、更新の硬化による白色化の修正などの患者様に行われる治療。
【美容目的】
唇の血色を良くし、美しく見せる。
汗・水・洗顔やクレンジングで落ちずに、メイクをしなくても顔が映える美容施術。
※美容目的の場合、国外ではパーマネントメイクアップと呼ばれ、ライセンス制だが、日本では医療行為とされ、デンタルアートメイクは歯科医師または歯科衛生士が施術可能な資格制である。
デンタルアートメイクとリップアートメイクの施術可能な医療機関の違い
リップアートメイクとデンタルアートメイクの大きな違いは、リップアートメイクは医療機関全体で医師・歯科医師・看護師・歯科衛生士が免許のみで施術可能だが、デンタルアートメイクは歯科医師・歯科衛生士の有資格(実用歯科アートメイク資格)で歯科医療機関のみで可能な施術である。
デンタルアートメイクのメリット
リップのメイクを落としても唇に色がついている為、すっぴんでも顔色が良く見えて映える
メイク時間の時短、メイク直しが面倒な人にもおすすめ
唇の色が良くなり、元気な印象、若々しく、魅力的に見える
唇組織の可能な範囲で、人中を短縮したく唇の山を出したい人、口角を上げたい、唇のボリュームを出したい、唇の左右差を整えたいなど、理想の唇の形に近づけることができる
色素も様々な色があり、血色をもっと出したい、上唇と下唇の色の差を整えたいなど、理想の唇の色に近づけることができる
デンタルアートメイクのデメリット
ダウンタイムが1週間ほどある
施術後は口唇ヘルペスを発症する恐れがある(3割程度)
ダウンタイム中は色が濃く発色したり、温泉やプールなど感染のリスクがある場所に行くのはおすすめされない。
デンタルアートメイクの禁忌
妊娠・授乳中の方
麻酔のアレルギーがある
重度の金属アレルギーがある
重度のアトピー性皮膚炎がある
ケロイド体質
まとめ
リップアートメイク・デンタルアートメイクの需要が非常に高まっており、実用歯科アートメイク資格を取得する歯科医師・歯科衛生士が増えている様です。
クリニック単位で、リップアートメイク・デンタルアートメイクを取り扱う医療機関も最近増えています。
受ける側の選択肢が増えるのはいいことですが、メリット・デメリットを理解し、デンタルアートメイクは医療機関でかつ歯科医師・歯科衛生士でもしっかりと資格を取得しているクリニックや施術者を選ぶと良いでしょう。