風邪の日
ずるずる。
鼻水が止まらない。
風邪の気配だ。
朝起きた時に、
「あ、なんかこれはまずいかもなぁ」
と思ったんだよなぁ。
それでも仕事はあるし、
働けないほどの具合の悪さでもないので、
ふつうに仕事に行って帰ってくる。
以前は、
熱が38度あろうと、絶不調だろうと、
なにがなんでも仕事には行かないといけない、
みたいなよく分からない信念みたいなものが、
ずーっとこころに横たわっていたけれど、
最近は、
あまりそんなふうに考えなくなった。
具合が悪い時に無理して行ったって、
回らない頭で考えるので効率悪いし、
熱があったらうつしたりして周りに迷惑だし、
第一、
「私がいないとどうしてもまわらない」
仕事なんてそうそう無い。
だれかしらがうまくやってくれるのだ。
みんなが誰かの代わりをしながら働いている。
世の中うまくできているなぁ。
さて、今日はもう寝るとしよう。