電車と青春21文字のメッセージって?
電車と青春21文字のメッセージってなに?
「電車と青春 21文字のメッセージ」は
青春の一場面を21文字で表現する、滋賀県発のあたらしい文芸です。
21文字は、京阪電鉄石山坂本線の駅数にちなんでいます。
京阪石坂線は、路線長14.1キロ、片道30分あまりで運行する二両編成のかわいい電車です。
琵琶湖のかたちに沿うように滋賀県大津市の中心部をコトコト走ります。沿線には学校が多く、朝夕には制服姿の中高生であふれます。
「石坂線て、青春っぽい!」
だれかれとなく出てきたそんな言葉から生まれたのが、「青春21文字のメッセージ」です。
ことばの力でまちを豊かに、地域の魅力を発信することを目的としたこのプロジェクトでは、年に一度、作品を募集しています。
(例年、7月頃を予定しています。)
手紙、俳句、詩など、自由な形式で、青春にまつわる思い出や夢を21文字程度で表現します。
歌人の俵万智さんが最終審査員を務めてくださり、選ばれた作品へ、講評コメントを寄せてくださいます。
応募者の感性と俵万智さんの視点が合わさると、21文字は、より生き生きと輝きます。
入賞作品は、京阪電鉄石山坂本線、近江鉄道、信楽高原鐵道、西日本旅客鉄道、比叡山鉄道の車内や駅、また、滋賀県大津市にあるナカマチ商店街などで展示されます。
コロナ禍により、コミュニケーションの手段が様変わりした今こそ「ことばの持つ力」が求められています。
青春の一瞬を切り取ったみずみずしい作品を広くみなさまへお届けすることで、ほんの少しでも前を向いて進む意欲や元気につながればと願っています。
青春まっただなかの人。
かつて甘酸っぱいときめきを味わったことがある人。
電車にいつも乗っている人。
ふだんは電車に乗ることがあまりない人。
駅の中や、駅の近くではたらく人。
ことばの力を大切にしている人。
「電車と青春」をテーマに、あなたも気軽に応募してみませんか?
第18回をむかえる2024年は、7月9日~9月30日の応募期間を予定しています。
詳細はこちらのHPでご案内します。
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