自己肯定感と「ハッタリをかます」ことの重要性について

このごろプライベートや仕事でもうまくいかないことが多く、「普通」をこなしていくことって大変だな~~と思ったりします。(笑)
こういう時、普段は意識しない「自己肯定感」について考えたりします。
ありのままの自分を認めて自己肯定感を高める、とかよく言われたりしますけど、悩んでいる当人はそうしようとしてもできないから悩んでいるのであって、そんなに簡単な話でもないんですよね。
おそらく色々なアプローチの仕方があるんだと思いますが、こちらの記事では解決策の一つとして思いついた「はったりをかます」というアイデアについて書いてみようと思います。


「ハッタリをかます」とは

さて、記事の直接のきっかけは、令和ロマンの二人が吉本興業高等学院に講師として呼ばれた動画を見たこと。該当箇所は下記の7:40付近です。(元動画では二人が結構ふざけながら喋っています笑)

要約すると、くるまは生徒に向けて以下のようなことを言っています。

お笑いの仕事において、自分を実力以上に見せる(=「かます」)ことで、事務所やテレビ局から実力以上の仕事をもらえるようになり、それが結果的に自分の成長に繋がっていくという好循環が生まれる

くるまの説明は仕事においてどうやって成長するか?という視点に立った内容でしたが、これっていろんな場面であてはまるんじゃないかと思います。

現状

私の今の状況で言えば、目下のところ下記2点の悩みを抱えており、それをどうやって解決するかというところに具体的な関心があります。

  • <仕事>期待されている分ハードルが高く、プレッシャーを感じている

  • <プライベート>一念発起して恋人を作ろうと努力はしているが、それほどうまくいっていない。(自信のなさのために一歩踏み出せないことが主な要因)

ただ、悩みというのは人によって千差万別であり、その時々で違うものなので、以下ではあまり具体的に限定せず一般論として述べたいと思います。

人間関係における「かまし」

人間関係(特に仕事、恋愛)において、この「かまし」という発想は割と役立ちそうな気がします。
マウンティング的発想はあまり好きではありませんが、実際一般的な意味合いでレベルが高いと思われる相手(社会的地位の高い人、有能感のある人、あるいはイケメンや美人)と対峙する場合、相手が大きく見えるということはよくあることだと思います。
あるいは、自分が何らかのコンプレックスを抱えていて、無意識に自分のレベルを自分から下げてしまうということも往々にしてあると思います。
普段の友達付き合いで上記のようなことを考える必要はあまりないと思いますが、仕事で関係のある同僚やお客さんと対等に渡り合う必要のある場面や、付き合う前段階における男性→女性のアプローチにおいては、おそらく「かまし」が有効な手段となる局面も多いように思われます。

自意識における「かまし」=自己肯定感?

この「かまし」を継続していって、自意識においてある程度内面化されると、知らず知らずのうちに自己肯定感も上がっていくんじゃないかと思います。
(「俺できるんじゃね?」→やってみたらできた→「じゃあこれもできるんじゃね」というサイクル)
逆に、自己肯定感の低い状態というのは、自分の実力より低いレベルに自分を置いてしまっている状態だと思います。(「かまし」の逆)
他人相手だけでなくて、自分相手にも「かまし」てみることで、見ていた景色も多少開けて見えるようになるのではないでしょうか。

「かまし」の技法

ここまで書いてきましたが、まったく根拠のない自信をもってかます、というのは生粋のポジティブ君以外難しいと思います。0の状態から100のように見せるのは至難の業ですが、10あるものを20、50あるものを100のように見せるのは不可能ではないように思えます。
ということでここでは、「かます」ためのいくつかの方法を考えてみます。

自分の得意領域で勝負する

「かます」ときには、自分の得意な五角形で勝負するよう意識するといいと思います。
なんでもいいので、この知識なら自分は負けないぞ、とか、目の前の相手よりこの能力は勝っている自信があるぞ、みたいなことを思い浮かべると有効だと思います。

スモールステップを意識する

いきなり大きく出るのではなく、少しずつスモールステップを刻んでいく方が着実に成長できると思います。
(自分よりほんの少し先を行く自分を思い描いてみて、自分がそれになりきるイメージです。)
一番大事なのは、「かまし」をして終わりではなく、その後に自分で足りないと思った部分を補強するという努力の部分も蔑ろにしないことだと思います。それによって、次同じ場面に遭遇した時にはかます必要なく対応できるようになっているはずです。

メタ認知を働かせてみる

自分を実力以上に大きく見せることに抵抗のある時というのは、おそらく周りをはばかって自分がどう映るのか心配する気持ちが強いんだろうと思います。
ただ、メタ認知(自分を俯瞰して見る視点)を働かせてみると、仮に自分が10ある実力を20と過大に申告したとして、実際はそれを気にする人はほとんどいないことの方が多いはずです。
なので、ある程度は開き直って図々しく自分をアピールするというのは世渡りをしていく上でアリだと思います。

相手も相手で悩みを抱えている、ということに気づく

悩みのない人はいない、と言い切っていいと思います。(程度の差こそあれ)
悩んでいるのは自分だけじゃない、と考えれば気持ち的にも少し楽になると思いますし、いかにも有能で切れ味の鋭いダメ出しをぶつけてくる上司にもどこか人間味が見えてくるのではないでしょうか。

失敗を恐れない=ポジティブ思考

「かまし」た結果失敗したとしても、リカバリ可能な範囲であれば許容するという心の余裕を持っておくと、行動のハードルは大きく下がります。
失敗はできれば避けたいと思うのが当然の人情ですが、ある程度はリスクを取らなければ大きな成長も得られない、ということもまた事実です。

まとめ

今までの自分がどうだったのか

今までの自分を振り返ると、少数の自信のあるシチュエーションを除き、自己評価が低いために実力以下の自分しか出せていないシーンが多かったような気がします。

謙虚こそ美徳、とか思っていましたが、実際にはその謙虚が自意識にまで浸透して、卑屈になってしまった場面も多々あったような…。
今回書いたことを実践していって、少しずつでも、自分を変えていきたいです。

おわりに:今後の方針

なんとなく今の悩みが言語化できたような気がするのですっきりしました。
あとは、結局理論をいろいろこねくり回したところで、行動しないと何も変わらないので、とりあえずは行動を起こすことを心がけようと思います。何事にせよ、要は小さい成功体験を積み重ねていって、自信をつけていくことが大事なのかなと思ったりしました。
仕事は、足りてない知識を必死でキャッチアップしつつ、無理のない範囲でできる風に「かます」ことを意識したいと思います。恋愛面はまあ、ぼちぼち頑張ります(笑)
今後も、趣味のことだけでなくこういった日々考えることなどを記事にして発信していけたらと思います。



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