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モビリティサービスを活用した暮らし「電動キックボード」

こんにちは。UX/UIデザインチームの戸田です。

本マガジンでは、車社会と呼ばれる愛知県に住む私が車を持たずシェアカーを活用した暮らしや、レンタサイクルなどの様々なモビリティサービスを活用する経緯/考察を記事にしていきます。

今回はシェア電動キックボードについてお話ししたいと思います。


電動キックボードがついに日本でも借りれるらしい

みなさん、電動キックボードってご存知ですか。
日本ではLUUPという会社が、2021年4月より政府の特例措置の元、ヘルメットの着用が任意の電動キックボードのシェアリングサービスを開始したことで一躍話題となりました。

是非LUUPを体験してみたいのですが、残念ながら私の住む地域ではサービスを展開されていないため、今回はヨーロッパで展開されているLimeという電動キックボードのサービスの体験記についてお話したいと思います。


海外の電動キックボード事情

この電動キックボード、海外ではe-schooterと呼ばれていますが、アメリカやヨーロッパでは数年前からシェアリングサービスが広がっており、人気になっています。

世界的にはBirdやLimeといったアメリカ発の会社が電動キックボード業界では非常に有名で、ヨーロッパやオーストラリア、南米等にもサービスを展開しています。
(コロナで一部撤退している地域もあるようですが、、、)


2019年にドイツに出張したのですが、その時にはすでにいたるところで電動キックボードを見かけることができました。またキックボードだけでなくシェアバイクなども多く見かけることができました。

日本のLUUPでは、特定のポート(駐車スペース)にキックボードを置かなければいけませんが、ドイツではほとんどのシェアサービスが特定の駐車スペースが無く、様々なところに置くことができるようになっています。

またヘルメット着用は任意だったため、カジュアルに借りて乗ることができます。利用開始の手続きも簡単なため、観光客の利用者が多いようでした。

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多くのシェアモビリティ(複数社のキックボード、自転車、バイク)
が道端に置かれていました


利用はすごく簡単

ドイツではLimeを利用してみたのですが、
利用までのフローが、海外からの観光客でも分かるような非常に簡単なものでした。UX/UIデザインともに優秀です。

まずアプリを開いて近くにあるキックボードを探します。
台数の多い地域では写真のようにいたるところにキックボードが置かれています。一部乗り捨て禁止エリアもあり、画面上で赤く囲われた表示になっています。

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レンタルする際には、アプリ上でキックボードを選んで予約をするか、借りたいキックボードの近くまで行き、車体についているQRコードをスキャンすればもうレンタル開始です。

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あとは利用時間で料金が加算されていくので、お財布を気にしながら乗るだけ。(利用料金が意外と高いので注意です。笑)

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食事に行くために20分乗った時は5ユーロ(660円程度)でした。
1回乗るだけならいいですが、複数回乗ると結構高い…


キックボードを使ってみた感想


電動キックボードすごく楽しいです!!!
ドイツでも速度制限があり、20~25km/h程度までしかスピードが出ませんでしたが、それでもかなり疾走感がありました。

カジュアルに乗れるし、観光中なんかは短距離の移動が多くなるのでそういった場面にはすごく便利だなと思いました。
さらにドイツでは乗り捨てる場所の自由度が高いというのも、楽しく使えるポイントだったのかもしれません。(日本では特定のステーションとなってしまいますが…)

またドイツでは道幅が広く、何かにぶつかりそうなギリギリのところを走るということが少なかったのも良いポイントでした。日本では道幅が狭いところも多いし、坂も多いので走りに違いが出てくるのかなと思います。

ただ電動で走るキックボードに乗るという体験自体が、ひとつのアトラクションの様で非常に楽しいです。日本のLUUPは東京の一部地域で利用できるようなので、近辺の方はぜひ体験してみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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※本投稿は株式会社デンソーデザイン部の自主研究活動であり、
弊社の開発案件や事業をご紹介するものではありません