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ROG Phone 8をレビュー|初めてのゲーミングスマホはカメラもけっこう良かった

ROG Phone 8を買ってみました。

外箱

私はゲーミングスマホは今まで買ったことがなかったんですが、今回初めての購入です。
今まで買っていなかった理由としては、おサイフケータイや防水に非対応なため買ってもメインスマホになる可能性が薄いうえでやや購入価格が張るためです。
しかしながら2024年登場のROG Phone 8はおサイフケータイ対応かつIP68防水防塵、しかもカメラも望遠レンズ付きで普通にハイエンドスマホらしい仕様になりました。
代償として画面がある面に設置されていて音が届きやすく綺麗だったらしいフロントステレオスピーカーが失われたり、インカメラが画面内に点として存在する一般的なスマホの仕様になっていたりしますが…。
ということで、しばらく使ってみたROG Phone 8の外観や使用感をチェックしてみましょう。

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ROG Phone 8の外観をチェック!

それでは本体から。

ROG Phone 8の本体背面

かなり派手にロゴとか文字が書かれてる本体背面がなかなか良い感じです。カラーはグレーで渋め。

そして変わっているのは本体背面だけではありません。

USB-Cポートの位置が端

USB-Cポートがかなり端に寄っていたり、しっかりイヤホンジャックがあったり…

まさかの側面に2つ目のUSB-Cポート

なんと左側面にもUSB-Cポートがあり、横持ち時も給電できるのです。

電源・音量ボタン

電源や音量ボタンも普通にあります。

急速充電器やケースが付属!

そして最近のスマホとしては珍しく、急速充電器がしっかり付属します。

67W対応急速充電器

ROG Phone専用仕様みたいなやつで、ケーブルは編み込みタイプのしっかりしたもの。充電器は67Wの急速充電が可能です。
余計なオプションを買わなくてもしっかり快適に使えるわけですね。(まぁファンとかあるんだけど…)

ケースや説明書

さらに説明書に加えてケースも付属。

ケース装着時の本体

薄いグレーの透明プラケースで、ちゃんと本体のデザインを見られるようになってるのは良いですよね。

カメラ周りはしっかり覆われている

背面はかなり厳重にガードされているので良いですね。

充電端子周りは開いている

プラケースということで端子部分は空洞にせざるを得ないのですが、やや広くスペースを取りすぎている印象があります。

右側面はほとんど覆われていない

右側面はボタン類がいろいろあるため、ほとんどガードできていません。
ゲーム操作などで使えるAirTriggerもあるため、これは止むを得ないのだと思います。

下部もほとんど覆われていない

下部もやはりほとんどガードなしです。

本体全体を守りたい場合は、他社製のケースを購入するのがおすすめになります。

画面側

まぁ付録ケースとしては、クオリティそのものは全然良いとは思います。

ROG Phone 8はカメラの画質もなかなか良し

ROG Phone 8は今までよりだいぶ一般向けなスマホに寄せたモデルで、カメラについてもかなりしっかりしたクオリティになっています。

カメラはデカめ

作例を見てみましょう。

ラーメン

というわけでラーメンです。らーめん中々の豚そばですね。
やや鮮やかな感じの色合いで撮れる傾向にある印象です。

フィギュア写真

室内でのフィギュア写真撮影は、肉眼で見たときの雰囲気に近い撮れ方ですね。

こういった特殊な用途に向けたスマホだとカメラが弱くなったりしやすい印象ですが、ROG Phone 8は写真も非常にキレイに撮れていると思います。

夜景もキレイ

ただし光学5倍とかが主流になってきている現在からすると、望遠性能は並程度といったところでしょうか。

ROG Phone 8の動作について

Snapdragon 8 Gen 3搭載、メモリ16GBという圧倒的な性能のROG Phone 8。

Antutu

Antutuベンチマークテストでは2150066点という非常に大きな数値、手持ちのスマホでは一番高得点ですね。

ゼンレスゾーンゼロの画質設定

実際にゲームで遊んでみても非常に動作が良く、例えばゼンレスゾーンゼロも最高設定で普通に遊べていました。
本体スピーカーがステレオで音もそれなりに良いです。

Xモード

本体のゲーム用に特化したモードが用意されていたりするのもROG Phone 8の面白いところですね。

 バイパス充電

また給電時に充電をせずにおくことで発熱を防げたりもします。

そしてアクションゲームなんかをする時に役立つ機会もありそうなのが、AirTriggersです。

LRボタン的なものを設定できる

本体の上部に押し込むと反応するボタン的なものが設定されていて、画面内の任意の位置をタッチする操作を割り当て可能です。

例えばリロードボタンとか射撃ボタンみたいなのを設定すれば、スムーズに操作ができるわけですね。

まとめ

スマホで徹底的に快適にゲームを遊びたい!という場合は、検討しても良い機種だと思います。
現在は中古で11万円台くらいから買えるので、購入ハードルも下がっているのではないでしょうか。
ただしゲームをしないのであれば、あえてこの機種を選ぶ必要はないかもしれません。
またSnapdragon 8 Gen 3搭載のスマホであれば、だいたいこの機種と同程度でゲームは動きます。
ゲーム向けの諸々の独自機能に魅力を感じる人はROG Phone 8を検討するのがおすすめですが、総合的に便利に使えるスマホならGalaxy S24 Ultra等もおすすめです。

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