DJでんこ、幸甚亭ライブ vol.5セットリスト
先日、clusterというバーチャルSNSでバーチャルDJデビューしてきました。
音楽を聴くのは好きなのですが、DJをやるというのは本当に初めての挑戦。当日に空気を読みながら曲を繋いでいくなんて芸当はできないので、事前にガチガチにセットリストを固めて当日に挑みました。
ただこのセットリストを考えるのに本当に難航して、何十時間もかけて組み上げて、全部バラバラにしたり……と色々ありました。
そういったこともあり、最終的には自分的には納得感があるセットリストになったので、YouTubeのリンクを貼りつつ、紹介していきたいと思います。「あの曲なんだったんだろうー?」とかあったらぜひ聴いてみてください。
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1.あいみょん - 君はロックを聴かない
セトリを考えてる時にclusterで遊ばれてる方がどんな音楽が好きかわからなくて、「なんとなくウケそうな曲にしたほうがいいのかな……」なんて迷走に迷走を重ねていた時がありました。
ロックを聴かない方もいるかもしれない、でも今日この30分だけは私と一緒にロックを聴いて楽しんで欲しい。そんな思いもあり1曲目に持ってきました。
2.SiM - KiLLiNG ME
めちゃくちゃカッコいいのと、あいみょんとのギャップを作りたかったので入れました。願わくばモッシュが起きると面白かったのですが、さすがに起きませんでしたねw
3.HEY-SMITH - True Yourself
私、「スカパンク」っていうジャンルが好きなんですよね。パンクの疾走感に加えてホーンが奏でる高揚感というか。
なので私が選んだのは楽曲として純粋に好みというのが1つ、そして歌詞にも意味があるのですが私が細々どうこう書くよりまとめてくださっているサイトがあるのでリンクで失礼します。
3.KEMURI - 白いばら
こちらも私が大好きなスカパンクバンドなんです。こちらももちろん楽曲として大好きというのも1つです。選んだ理由はそれだけじゃなくて、実はこれは事故で亡くなったバンドメンバーへの追悼曲なんです。
なんで追悼曲を持ってきたかっていうと、5月って新生活が始まってすぐじゃないですか。新しい出会いももちろんあれば別れもある。引きづられてばっかりだと前に進めない、だからこそ「さよなら」が大事かなと思うんです。
かくいう私も先日父を亡くしたばかりでして。今でもやっぱり色々思い出します。ただいつまでも引きずっていても前に進めない。そんな自分への思いもありますね。
4.GOLLBETTY - 小恋指~コイユビ~
「白いばら」がお別れの歌で、この曲は恋の歌……だと思うのですが、私は広い意味での絆を深める歌だと思っています。
別れもあれば、出会いもあって、出会った人と絆を深めていく。もしかしたらそれが恋なのかもしれない。それが5月という季節だと思います。
ハスさんとPOKKYさんだと思うのですがステージ上で手を繋いで踊ってくれたのはめちゃくちゃエモくてグッときました。
5.魔法少女になり隊 - 冒険の書1-album ver.-
ゲームライターっぽい楽曲というのもありセレクト。あと5月って正にこれから冒険に出るっていう季節だと思うんですよね。その冒険が上手く行って欲しいとか、そういう気持ちもあったりします。
6.でんぱ組.inc - でんでんぱっしょん
ハイテンションな曲でみんなと騒ぎたかったという気持ちです。最低でも私は1人で騒いでました。
ちなみに私のTwitter/noteのIDは「denpa_is_crazy」。つまりそういうことです。
7.ももいろクローバーZ - 行くぜっ!怪盗少女
夏フェスのDJでよく聞いていて、盛り上がる楽曲なので自分も入れたかったのです。テンションが上がる楽しい楽曲ですよね。
8.歌組雪月花 - 回レ! 雪月花
※ YouTubeが見つかりませんでした。
この辺りはもうお祭りソングパートですね。歌詞にある通りみんなに回って欲しかったという安直な選曲です。そして本当に会場で回ってくれたのが嬉しかったー。もし次もどこかでかかったらみんなでグルグルしよう!
9. Various Artists - うまぴょい伝説
ハイテンションパートを締めくくる曲。説明不要ですよね。
コメントで「俺の愛馬が!」って言ってくださったり、アバター変えて走り回ってくれたり、「みなさんわかってらっしゃる!」って感じで楽しかったです。
9.角田信朗 - よっしゃあ漢唄
これは男友達からのリクエスト曲でした。「流して欲しい曲ある?」って聞いたのに断るのも悪いなぁと思っていたのと、「うまぴょい伝説が全く気付かないうちによっしゃあ漢唄になります」というツイートを見たので、「繋げればいっか」というセレクトです。
10.KEYTALK - MONSTER DANCE
冒頭で「ロックで盛り上がってください!」って言ってるのもあり、この辺りからロックフェスで個人的に聞いて盛り上がりたい曲のターンが始まります。
バーチャル空間でどこまでできるかは置いておいて、「ここから思い切り踊りましょう!」という気持ちです。
……それにしても野外フェスに行きたいですね、室内でもいいですけど。
11.ヤバイTシャツ屋さん - あつまれ!パーティーピーポー
もう本当にタイトルの通りです。私はバーチャル空間のライブに集まったパーティーピーポーのみんなと盛り上がりたかったんです。
12.TOTALFAT - PARTY PARTY
パーティといえばこの曲は外せない! 夏フェスで流れると確実に盛り上がってモッシュダイブ上等のこの曲。私はダイブはできませんが、モッシュでグルグル回るのは好きなんですよね、いつかはバーチャル空間でもそういう光景が見れたら良いなぁ。
13.四星球 - クラーク博士と僕
※ YouTubeが見つかりませんでした。
この辺りも夏フェスアンセムなのですが、個人的に泣ける曲で締めくくりに持ってきてます。
「四星球」というバンドは「日本一泣けるコミックバンド」と言われていて、ライブのときのパフォーマンスとかは本当に面白くて笑えるんです。
でも急に本質をつくようなMCが飛び出したり、こういった泣ける楽曲が飛び出したりして感情が複雑骨折を起こすんですよね。実際私も初めて見た時に思いっきり笑って、思いっきり泣きました。本当にすごいバンドです、ぜひライブ見ていただきたいです。
14.バックドロップシンデレラ - さらば青春のパンク
とにかくキャッチーなメロディーと踊りたくなるリズム。体が本当にウズウズする曲です。
ただ歌詞を細かく見ていくと色々感じることがあるんですよね。「私今何やってるんだろうなぁ」とか「このままでいいのかなぁ」って。でもそういった悩みがありつつも、私が書いた文章を読んで、誰かの心を動かすことができたなら、それでいいのかなぁ、なんで思ったりします。
15.BiSH - 星が瞬く夜に
「楽器を持たないパンクバンド」ことBiSH。方向性が決まった時最後の曲はこの曲しかないと思いました。
BiSHというグループが持つ熱量、そしてメッセージ性が強い歌詞、そして彼女たちのパフォーマンス。ライブで見たら確実に泣きます(私の涙腺が弱いのも少しあるかもしれません)。
どこかで詰まってしまってる自分を押してくれるような、そんな曲だと思います。それは5月が憂鬱なあなたかもしれないし、私かもしれない。でも一緒に前に進んでいきたい、そんな思いで選びました。
とにかく全てが初めての挑戦で怖気づいたり、不安になったり、色々あったのですが、楽しんでいただけた方がもし1人でもいらっしゃったなら、私がやった意味があるかなと思います。
願わくばバーチャル化で新しいチャレンジをしたっていう私のアクション自体が、5月の憂鬱を吹き飛ばすような、そんなきっかけになればいいかなと思います。
ジャーナリスト / ライター:咲文でんこ
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