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第1回電脳総会開催 -電脳交通の現在地、これからの覚悟-
「今まで電脳交通は正しい努力を積み重ねてきた。しかし、これから組織が大きくなっていく中で、このままではいけない」
2019年5月6日(月)、初めての社員総会「電脳総会」を開催しました。
2015年12月に、社長の近藤洋祐とCTOの坂東勇気の2名が立ち上げた電脳交通は、2019年5月現在で45名を超える組織になりました。
組織が大きくなるにつれ、ひとりひとりの仕事の目的が見えにくくなったり、組織が一枚岩でいることが難しくなったり、拡大ゆえの課題が生まれます。
電脳交通チーム全体が、改めて自分たちの今とこれからを認識するための場として、今回の社員総会は企画されました。
電脳総会は、下記のプログラムで行われました。
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■電脳交通Phase1の振り返り
創業からの歴史の振り返り
今までの取り組みと成果の理解
■電脳交通Phase2の説明
中期の成長シナリオ
戦術・戦略
新体制とミッションの共有
■ミッション・ビジョン・バリューの浸透
■電脳Award
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近藤洋祐
「今回の電脳総会の1番の目的は、電脳交通がどれくらいの規模感の企業体になりたいのか、どれくらいのスケジュールでやりたいのか、その“グランドマップ”を見てもらうこと。電脳交通という自分たちが乗る船は、今どこに向かって走っていて、どのあたりにいるのかを社内全体で共有したいと考えていた」
第1部では、過去を振り返りながら、電脳交通の現在地の確認が、近藤洋祐社長自らの言葉で語られます。
第2部では、「これから電脳交通は“Phase2”に突入していく」と、新しくCOOに就任した北島昇が語ります。タクシー事業者・タクシードライバー・交通会社・地域社会…それらに寄り添いながら歩む、電脳交通がこれから目指す未来の展望について、会社全体で共有しました。
そして、第2部の中では新体制の発表があり、それぞれのチームの新しいマネージャーたちが自分たちのチームが果たすべきミッションについて、自らの言葉で語ります。
近藤洋祐
「マネージャーに就いた人たちが、あの場で話していることを『言われたからやっている』のではなく、自分ごとに捉えているのはすごく良かった」
中には、新卒2年目でマネージャーに就任した社員もいます。変化が大きいベンチャー企業であり、信頼する社員に年齢問わず仕事を任せる電脳交通らしい一面です。
第3部では、電脳交通が大切していく価値基準=バリューを発表しました。
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■Think & Act -考えて、動こう-
今に満足せず、常に考え抜き、
新しい行動に挑戦します。
■Commit & Grit -責任を持って、やり切ろう-
思考と行動に強い当事者意識と覚悟を持ち、
最後までやり切ります。
■Give & Glad -与えて、喜びあおう-
相手に寄り添い、与えることに喜びを感じ、
チーム電脳で高めあいます。
チーム電脳は、
共に働く仲間、地域、交通に関わるすべての人のために、
3つの価値基準を大切に行動していきます。
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近藤洋祐
「例えばマラソンは、果てしなくゴールが遠く感じるが、ちゃんとゴールが決まっているからそれに向けてカロリーを消費していける。それと同じで、日々の仕事を何のためにやっているかが分からないと、ひたすら消耗して人生が終わっていく感覚になると思う。なぜ魂を燃やして、命を削って仕事をしているのか、その裏側を見せたかった。
仕事をしていく上で、言葉に“手触り感”がないといけないと思う。掲げたバリューを自分ごとにしてもらうこと。自分ごとにできていない人にどれだけメッセージを送っても刺さらない。頭の中のイメージと現実世界の結果をリンクさせるためには、バリューに対する感受性と本業のところで結果を出すことの両方を並走しないといけない」
そして、総会中にはこのバリューを明記した「バリューカード」も配布されました。何かに迷ったときに常に指針としてほしい価値基準を、ただ言語化するだけではなく、肌身離さず持つことで、自分ごとにしてもらいたいという想いからです。
そして、最後の第4部では、電脳Awardの結果発表が行われました。
目的は、「仲間のことを考えること」「感謝と激励を伝えること」。今回の電脳Awardは全社員・アルバイトが1票ずつ電脳交通のMVPだと思う人に投票し、上位者を表彰しました。
第3位…光本祥悟(法人営業部)
「営業/納品の下地を支えてくれてありがとう」
「困ったときにいつも頼りになる!いつもありがとう!」
第2位…小栗美穂(コールセンター事業部)
「福岡の立ち上げや苦しいところに立ち続けて電脳を支えてくれた」
「研修でとても丁寧に教えてもらい、ありがとう!」
第1位…谷公世(コールセンター事業部)
「忙しいときでもいつも周りへの配慮を忘れない」
「ドライバーのため、スタッフのため、できないことをできることに変えながら奮闘する姿に感謝しかない」
笑顔あり、涙ありの時間は、共に働く仲間に想いを巡らせ、感謝を伝えあえる会社であり続けたいと強く感じる時間となりました。
以上で、すべてのプログラムが終了しました。
近藤洋祐
「電脳交通という企業の文化や特異性を考えると、やはり基本的には『ビジョナリーカンパニー』であることだと思う。自分たちが掲げる世界観を実現していくための、事業づくりや技術開発や社員のトレーニングを重ねる会社。圧倒的なミッションへのこだわりというか、自分たちがやることを決め、『このために命を注いでいるんだ・魂を燃やしているんだ』と言い切れる“覚悟”を持った集団。組織として何かを成し遂げていく、やり切っていくというのは、ミッションを遂行することに覚悟がある集団だと思う」
電脳交通は、ミッションやビジョンを伝える場・伝わる風土を常に大切にし、会社全体で空気をつくり、日々の業務にまい進しています。
圧倒的なミッションへのこだわりと、それを伝える風土、電脳交通がPhase2に向けて走り始める絶好のスタートとなる総会となりました。