お山に暮らしだして、黒いものが抜けた。 まだまだ沢山あるけど毒が抜けた。 今年の始まりの頃、そんなことを話した。 毒が抜けて 絵が変わった。 あんなに渦を描くのが好きだったのに 絵から渦が消えた。 その代わり、“間”だったり“空間”があらわれた。 静かな音色… 心地よいけれど、どこかまだ不安だった。 ある日、なんとなく筆を走らせた。 なんとなく、なんとなく なんとなくが、ワクワクに変わって あらわれた子を見て 生きてるって思った。 土の生きものたちで
朝、お日さまが顔を出す前に しんとした冷たさの中、作業場のあたりを散歩しました。 夜に降った雨のおかげで お山からは水蒸気が立ちのぼり いつにも増して緑が濃くみえます。 どこからともなく甘い香りがして、正体をたぐると笹でした。 わずかなお日さまの光をたよりにみる景色は、いつもより地面に近い気がします。 頭に冷たい粒が落ちてくるので、帰ろうとしたら雪だったので そのまま、先日歩いた同じ道をたどります。 けもののかおり 鳥の鳴き声 川の静けさ 枯れたススキ。 作業場
今朝は、しんしんしんと どこからともなく ひんやり 風がやってきた。 のぼ〜んとした頭で、ファンヒーターをつけて 大家さんが置いてってくれた二槽式の洗濯機で、洗濯をする。 洗濯をしてる間に、手縫いカーテンがやっと1枚 縫いあがった。 もう1枚、年末迄に仕上がればいいのだけど…🕊️ 古民家さんの 台所の漆喰が 80年の変化と共に汚れ、上の方はまっ黒で 通る度に、う〜んと思っていた。 プライマーもペンキも、以前からスタンバイ。 うん!と思い立って養生をして塗る。 通るた
本日は、窯焚きの合間に、机の脚を削ってました🌿 わが家には、ちらほら古い家具があって もらいものや、もともとあったものばかりなので、なかなかレトロ(←よく言えば😂) どれもお気に入りだけど 倉庫に眠っていて 天板だけ 以前削っていた机を 脚もしないと、バランス悪いよなぁ…と 少し前から、サンダーやヤスリでゴシゴシ🌿 塗装を外していきます。 やり出して思う。 なんてことしてしまったんだ…! 机の脚はサンダーが届かない部分も多く、手でゴシゴシ。 引き出しの中もゴシゴシ。
辺材 心材 木裏 木表 板目 柾目 少し前に、森のおいちゃんから 木材についてのおはなしを聞きました🌳 毎日、どこかしらで目にし 触れる木材💡 森や植物のおはなしと繋がっていることもあり 聞き始めると わくわく、ふむふむ。 写真は約百年前に製材し、使われ、解体され その後眠っていた木材を、軽くヤスリがけしたもの🌠 ところどころ 電動の機械を使わずに(なのに、真っすぐだなんて…理解しづらい…)切られた跡や 美しい目に、うっとり✨ 松は今尚、松脂を蓄えて自ら光って
たわわに実る渋柿を見ながら どうしたものかと考えていました🍊 こちらの干し柿さん。 熟せば、そのままでも甘く 渋柿が苦手な私でも、食べれる程なのです。 けれど、生で食べるのは数個。 干し柿は、年ひとつくらい食べれば満足するし(汗) 木の下にいると 年配のご夫婦が、美味しそうですね〜と声をかけてくれたので よしきた!とばかり持ってくと 散歩途中とのことで、5つだけお渡し🕊️ う〜む。 友人たちに聞いても、いらないと言われるのが目に見えて…(家になっていそうだもの…) 連
大木の写真をみて、気になった場所へ🌿 わたしの勘?は、あてにならないので(笑)少しドキドキ。 どんな場所だろう? 素敵なところかな?? 今回は、駐車場から20分と書かれていた いちばん短いコース🏞️ カタツムリさん かえるさん 念の為、登山靴をはいてきてよかった…。 静かで 穏やかで、いつも見ている森とは また木の種類も生え方も空間も違って 面白い🌿 辿り着いた池には、大きな鯉が ほんの数匹 自由に泳ぎ回っている。 ひっそり ひっそりとした山。 わたしたち以外は
子供の頃、水彩絵の具が大好きで 大人になって 久しぶりに 水彩絵の具を使ってみたら… なんだか、あの時のワクワクがありません💫 霞んでしまった…? これが大人になるということなの…??と落ち込んでいると 数年前に、とある水彩絵の具さんを紹介してもらいました🖌️✨ すると…あまりの色の綺麗さに 子供の頃以上に、ワクワクが増したのです! 水彩絵の具と ひと口に言っても、様々な種類があるのですね🕊️ そんな美しい 水彩絵の具さんでしたが 絵の具さんと わたしの やりとりが少し
友人と ご飯を食べて 展示を見て 家へ戻って、珈琲をいれて、まったり話しながら 帰り間際に、今 描いてる絵を見せる🌿 ありっ🐜? 今迄、自分から すすんで 作品を見てもらったことがあったかな? 🌿🌿🌿 展示は、刺繍の作家さんで 始まりの文章のうまさにうなったり 作品のタイトルにほほ笑んだり 自由にみえたり、規律がとれていたり 振り幅が凄い 楽しい展示だった。 そして、展示っていいなって 素直に思えたのだった。 コロちゃんの中、進んで 展示に来てくださいと言い
去年、何度も草刈機で刈った畑。 今年の梅雨頃から、カエルが可愛そうだと 母が手鎌で刈ってくれていました。 元は鶏の餌用に、稲科の草が植えられていて 少しほっておくと、信じられない程 ボーボーに。 草を抜いたり、鎌で刈ったり 繰り返し、繰り返し している内に 畑の南側はチヂミ笹やミツバが豊富で 東側はヨモギや露草が 西側は餌畑の前のミョウガ畑の名残りが💫など 少しずつ、畑の様子?個性?が分かってきました🕊️ 同じ畑なのに、場所によって違うのが 面白い🌱✨ 草刈
野生動物のこわさに 直に、ふれた。 怒りの 目、体、声に 随分、長い間 ふれた。 恐ろしくて、切なくて 愛おしかった。 ドキドキが止まらない帰り道 痩せ細った老猪にであった。 枯れていた。 生きものは 美しいと思った。 同時に、生きものは こわい と思った。 必死に、 ひたむきに 生きている。 絵の右下の子は、であったムジナ(途中経過) 愛しくて、こわい。 こわくて、美しい。
少し前に、祖母にチェンマイでの写真を見せに行きました🌿 多分(笑) 祖父母(四人)の中では 一番、私と似ている祖母。 私から毒を抜くと今の祖母になります😂 虎を触ってる写真を見て びっくりしながら しばらくして こんなん(虎)好きやなんて変わってるんやな。 すかさず横から母が おばあちゃんも昔、猿飼いたい言ってたやん。 えっ!?猿!? それもなかなかやん!! やっぱり私たちは似ているのかもしれません😂
(少し前に書いたものです) おいちゃん1号が 今年は、暖冬やから大山、長靴でも行けるで~ なんて言うので 登山、雪山初心者なのに 森の仲間とわらわら大山へ🗻✨ まずは蒜山🌿 えっ…と…。 めっちゃ雪です😂😂😂 こちらは大山🌿 えっ…と…? めちゃくちゃ雪です😂 嘘つき~!!と思いながら… とっても綺麗です✨ 前日に、降りつもった雪のおかげで あたりは まっ白✨ まだ、誰も歩いてないところを 踏みしめてゆきます。 一合目にすらたどり着けなかったけど
※ふわりと 浮かんだ おはなしをのせています🌿 🌿🌿🌿 ぼくは雪です。 大きな森につもる雪です。 今日は 遠い昔に会った 女の子がやってきました。 久しぶりの 大きな雪に はじめは こわがっていた女の子も 少し… ぼくを思い出してくれたのか ぼくに身をあずけてくれました。 そのうち あまりにも楽しそうに キャッキャと ころげまわるので ぼくは必死に ふわふわの雪で女の子を受けとめます。 ぼくたちは昔 会ったことがあるのです。
ある夜、庭を通ると 星空が 足元にちらばってるかのようでした🌿 驚きながら、よく見ると 低木のつつじの葉に、夕方降った まんまるな雨の粒が ちょこんと座って お月さまに照らされて、輝いているのです。 あまりにも綺麗で キラキラ(ニコニコ) 笑っているかのようでした🌿笑 🌿🌿🌿 大山へ行ったら(と言っても一合目すら登れず😂) 前日に降った雪のおかげで 辺り一面、サラサラな真っ白い雪で まだ誰も歩いてない所を ゆっくりゆっくり登ってきました。 しんと静かで 私たちの音だ
チェンマイから戻ってきて いつもの場所が、いつもどおりで (当たり前やけど😂) なんだか、とっても嬉しかった。 最終日は、思ってたお土産屋さんが 何件も閉まっていて 手元には、早々に買った ムカデ印の咳止めばかりで🐛 やってもた!と思いながらも… 日々、ムカデ印を配る😂 チェンマイには、お洒落なものも たくさんあったんだけどな…。 戻ってきてから ふと… ひと(私)は一人では 生きていけないなと感じる。 当たり前なんだけど… 色んな人に、いつも助けてもらって