Steamで遊べるRogueの操作方法・アイテム・モンスターデータまとめ【Epyx Rogue v1.49】
はじめに
ローグライクの始祖・Rogue!
1980年代とめちゃくちゃ古いゲームですが、テンポ良くて普通に遊べてしまった…
そして「理不尽とはこういうものか」と思えるほど難易度が高く、後続作品で出てきた要素はほとんど救済措置なのでは…?と感じるほどハードコア。
おすすめしたいけど全部英語だし、操作も複雑すぎる!!!
…というわけで作ったのがこの記事。
ちょっとだけ聖地巡礼してみたい、あるいは攻略したい変わり者の方は参考にしてもらえると嬉しいです。
※不思議のダンジョンを1作品でもやったことがあるなら、システムやアイテム効果自体はほとんど理解できます
参考サイト
さすがに全て独自調査は厳しかったので、いくつか先人が残したサイトを参考にしました。
本記事には一部、下記のサイトからの引用を含みます(主にマスクデータ)
・スポイラー(Y.Oz Vox様)
文字通り必携。解説動画を作る際に出会ったが、クリア前に見つけてればよかった…
より詳しく知りたい場合はここを熟読すれば大抵のこと書いてます。
V3~V5とRogueのバージョン別に情報が分かれているところは「V5」が一番近いはず。
・Rogue PC-8801版 メモ
http://www.maroon.dti.ne.jp/youkan/pc88/rogue88.html
前述のサイトで大体のことはわかるが「よりEpyx版に近い」データを知りたいならここ。
(SがSlime、Uがur-vileなどからほぼ間違いない)
操作方法
よく使ったのだけ載せます。
※ここで暗記しなくても、ゲーム内でF1やF2を押せば簡易表が出てきます
◆移動&攻撃:テンキーまたは[h][j][k][l]で←↓↑→、[y]左上 [u]右上 [b]左下 [n]右下
テンキーが直感的。hjklを使う環境で育ってこなかったからほぼテンキーだったけど、←↓↑→ってDDRの画面だ!と気付いた(超どうでもいい)
攻撃ボタンはないので、モンスターに向かって移動することが攻撃になります。
◆足踏み:[.]
その場回復、距離を詰めたいときなど。
押しっぱなしにすると超高速で接敵されて一瞬で死ぬので要注意!
◆メッセージ送り:[スペース]
アイテムを使った時・モンスターとの殴り合いで多用。
◆ダッシュ:[f]…fast?
押しっぱなしではなくfを押した次の移動がダッシュになります。
通路では直線移動ではなく、分岐点や部屋の入口まで自動的に曲がるいわゆる「便利ダッシュ」になります。
◆アイテムを拾わずに歩く:[g]
拾いたくないアイテムがある場合に。ほぼ聖域の巻物用の操作。
※不思議のダンジョンでおなじみ「聖域の巻物」は、ローグでは貼り付かずに拾えてしまう(そして消滅する)仕様
◆サーチ:[s]…search
まずサーチってなんだよという話からになりますが…
こういう状況が出てきます。パッと見だと詰み配置。
そんな時、うさんくさいスペースがある方の壁に隣接して[s]を押すと
隠し扉が出てくることがあります。
階段が隠されている場合もあるので必須操作になります。
攻撃ボタンがないので、不思議のダンジョンの罠チェック・素振りと異なり周囲8マスの隠し扉or罠をチェックできますが
見つかるかどうかは確率。
20回ぐらいやってようやく見つかることも。
そしてこの行動はもちろんターンを消費します。
◆階段:Shift+[.]で下りる、Shift+[,]で上る
言わずもがな。階段に乗ってもウィンドウは出ません(ウィンドウは中村光一氏の発明品なので)
イェンダーの魔除け取得後は絶対に操作ミスしないこと。
◆武器変更:[w]
wを押すとインベントリが出てくるので、装備したいアイテムに割り振られたアルファベットを押す感じ。
初期装備のメイスがまぁまぁ優秀なので、two handed swordを拾ったときにしか使わないかも。
ちなみに呪い(外せない)概念はあるが、装備した瞬間に「呪われていた!」ではなくて
他の装備に付け替えようとしたときに「今装備してるのが呪われてるから外せない」と出る方式。
そして装備しても修正値はわかりません(やばすぎ)
◆鎧を脱ぐ:Shift+[t]
まず、鎧はスムーズな付け替えができないのでなかなか大変。
新しい鎧を拾っても、まず脱いだあとに着るコマンドを入力する必要があります。
そしてこの動作は2ターンかかるので、戦闘中にはやらないこと。
※Aと隣接した場合はやるしかないけど
◆鎧を着る:Shift+[w]
何も着てないときだけ可能。
鎧は装備すると修正値がわかるが、呪われていたら現代と同じく外せないため注意。
これも2ターンかかる
◆指輪をつける:Shift+[p]
これを入力したあとに聞かれる[l]or[r]は左手?右手?ってことなので、装備したい方を入力。
◆指輪を外す:Shift+[r]
ここでも左手or右手を聞かれるので外したい方を。
◆投げる:[t]…throw(which direction?では投げたい方向を選択)
◆足元に置く:[d]…drop
◆食料を食べる:[e]…eat
◆ポーションを使う:[q]…quench
◆巻物を読む:[r]…read
◆杖を振る:[z]…zap(which direction?では魔法弾を飛ばしたい方向を選択)
これを押したあと、使いたいアイテムのアルファベットを選択。
不思議のダンジョンだとアイテムを選んだあとに「どうする?」だったから若干戸惑うけどわりとすぐ慣れます。
◆直前の操作を繰り返す:F3
矢を連射したいときなどに。
※「移動を含めて」直前の動作をリピートするので、矢の連射ぐらいしか使わなかった…
◆持ち物を見る:[i]…inventory
現在の装備品を見たいときなど。
前述のように、カテゴリごとの操作コマンドがあるので意外と頻繁には使わない
(しかもカテゴリごとの操作は、リストに出てくるアイテムもフィルタリングされてて見やすい)
◆命名:[c]
アイテムを使ったときにも入力できるが、付け直したいときとかに。
◆ログ:F4
左上に出てくる文章を見逃しても、直前のものだけはF4で確認可能。
拾ったアイテムを見逃したり、メデューサに殴られたのか混乱させられたのか確認したいときなんかに。
アイテム
武器
まず武器の見方、命中率について。
[武器名]:[命中値]d[攻撃値]
Mace:2d4
初期装備のmaceは+1,+1なので実質3d5
簡単にいうと命中値1につき命中率5%アップです。
命中計算式
【(攻撃側のレベル+命中値+防御側のAC)≧1d20 ならば命中する】
※1d20というのは「20面ダイスを振って出た数字」のこと。
例えば5≧1d20の場合、ダイス振って1~5なら命中、6~20ならハズレ。
つまり命中率25%と言い換えることができて、
左側の値が1増えるごとに命中率5%アップ、と解釈できるわけです。
敵のACについては参考サイトを参照。
(ちなみに、敵側の命中率とこっちのACについてはいまいちわかってません。一番いい鎧で歩けばいいだけなので支障はないでしょう)
肝心の武器についてですが、
mace:2d4
long sword:3d4
two handed sword:4d4
これだけ覚えてれば十分です。あとは全て投げるもの。
呪いのリスクも考えると、ツーハンドソードに乗り換えるだけで十分。
命中に関しては初期装備メイス=補正なしロングソードなので、ぶっちゃけロンソを漢識別する価値はないです。
※もしロングソードが呪われていた場合、外せない&初期メイスより弱いのが確定しているためリスクが高くメリットも薄い。
鎧
Leather:2&錆びない
Ring mail:3
Studded leather:3
Scale mail:4
Chain mail:5
Splint mail:6
Banded mail:6
Plate mail:7
A(サビ攻撃するやつ)によって弱体化させられるので、複数持ち歩くことを推奨。
Studded leatherはたしか錆びる?Leatherは確認済
メッキの巻物はなし。
装備すると修正値がわかるが、+3だったり-3(呪い)だったりするので油断禁物。
装備外しの罠なんてありません
食料
・ration(●個の foods)
・slime mold
どちらも、Hungry→Weak→Faintと表示が変わるうちのWeak~Faintで食えばOK
後者は「こけもも」と言われてたりしますが、いまいち明確な効果の違いはわからず。
※腐ったパンのようなデバフはかからないので、心配はしなくていいです。ちからが下がったこともなし
Faint中は不定期に行動不能になり非常に危険(睡眠と同じ)。放置してもHPは減らないが突然ゲームオーバーになります。
ポーション
不思議のダンジョンでいうところの草ポジ
しかし、満腹度は回復しません(Hungryになった直後に使っても表示そのままだった)
・Healing - 薬草
・Extra healing - 弟切草
→回復と最大HP上昇効果どっちもある。しかし明確な違いとして「回復量が余ったら最大HPも上昇させる」という仕様。要するにちょっと優しい
・Gain strength - ちからの草
→現在値を下げられてると最大値が上がらない仕様はそのまま。
・Restore strength - 毒消し草
→STR7~16で命中補正に差はないようなので、急いで使わなくてOK。Rの出現期間は4~13Fなので、14Fで毒消ししてちからの草を使いまくればいいはず(その後も毒矢の罠で下げられることはあるが)
・See invisible - Pを可視化
→現代のめぐすり草と違って、罠を見る効果はなくPが見えるだけ。あと目つぶしが治ったりするらしい
・Monster detection - 地獄耳(気配察知)※ターン制限あるからしょぼい
・Magic detection - 千里眼(道具感知)※ターン制限あるからしょぼい
・Raise level - しあわせ草
・Haste self - すばやさ草
・Poison - 毒草
→ちからが下がるだけで鈍足にはならない
・Confusion - 混乱草(メダパニ)
→テレポート直後の混乱よりも持続ターンが長め。
・Blindness - 目つぶし草
→SFCトルネコと同様、階段を下りても状態異常は継続する
・Paralysis - かなしばり
・Thirst quenching - 雑草(効果なし)
一部ポーションは敵に投げても効果が発動するが、正直現代ほど有用ではない
(詳細は参考サイトを参照)
ポーション逆引き
a cloak of darkness falls around you →Blindness(目つぶし草)
hey, this tastes great. It makes you feel warm all over →Restore strength(毒消し草)
the potion tastes extremely dull →Thirst quenching(効果なし。不味いポーション飲んで喉が潤っただけ)
this potion tastes like slime Mold juice →See invisible(透明な敵が見える草。罠は見えない)
wait, what's going on here. Huh? What? Who? →Confusion(混乱草)
you begin to feel better →Healing(薬草)
you begin to feel much better →Extra healing(弟切草)
you can't move →Paralysis(かなしばり)
you feel stronger, now. What bulging muscles! →Gain strength(ちからの草)
you have a strange feeling for a moment, then it passes →Monster detectionかMagic detectionで、対象物がなかった時(地獄耳→モンスターがいない 千里眼→アイテム全部拾ってる)
you sense the presence of magic. →Magic detection(千里眼・道具感知)
you suddenly feel much more skillful →Raise level(しあわせ草)
you feel yourself moving much faster →Haste self(すばやさ草)
you feel momentarily sick →Poison(毒草)
巻物
現代のローグライクでたまに起きる「ラッキー効果(手持ち全てが識別、強化値が+3されるなど)」はなし。
・Identify - 識別・インパス
・Enchant weapon - 天の恵み・バイキルト
→装備している武器の命中値or攻撃値のどちらかが+1される。解呪効果もあり。
・Enchant armor - 地の恵み・スカラ
→装備中の鎧が対象。解呪効果あり
・Scare monster - 聖域
→貼り付かないので拾えてしまう(gを押して乗ること)。そして拾うと消滅する。
・Remove curse - おはらい・シャナク
→装備中のアイテムが対象
・Monster confusion - 混乱
→次の近接攻撃で混乱付与できる
・Hold monster - かなしばり
→多分周囲8マス
・Magic mapping - 地形把握
→地形だけ。SFCトルネコのレミーラと違って罠は見えないままだし、もちろん敵とアイテム位置はわからず本当にフロアの輪郭だけ。
・Food detection - 食料感知
→これいる?
・Teleportation - 高飛び
→着地後に混乱する(罠・指輪でのワープも同様)
・Aggravate monster- ザメハ(フロア中の敵を起こす)
・Sleep - 眠る(自分が)
・Create Monster - 敵1体生成
→周囲8マス以内とは限らない?
・Blank paper - 白紙の巻物
→書き込む概念がないのでただのハズレアイテムなことに注意。白紙なのに未識別状態で出てくる
とのこと。(1枚拾うことも相当難しいので、再度かけると消滅の検証なんてとてもじゃないけど…)
巻物逆引き
oh, now this scroll has a map on it →Magic mapping(レミーラ・地形把握)
this scroll is an identify →Identify(識別・インパス)
your [装備中の武器] glows blue for a moment →Enchant weapon(天の恵み・バイキルト)
your armor glows faintly for a moment →Enchant armor(地の恵み・スカラ)
you fall asleep →Sleep(自分が眠る)
the monsters around you freezes →Hold monster(かなしばり)
you feel as if somebody is watching over you →Remove curse(おはらい・シャナク)
you hear a growling noise very close to you →Create Monster(ジェネリックぎんのたてごと)
you hear a high pitched humming noise →Aggravate monsters(ザメハ・モンスター起こし)
you hear maniacal laughter in the distance →Scare monster(聖域を読んじゃった)
your hands begin to glow red →Monster confusion(混乱パンチ)
your nose tingles and you smell food. →Food detection(食料感知)
メッセージなしで自キャラが移動した →Teleportation(高飛び)
As you read the scroll, it vanishesの後のメッセージがなく、命名してくださいと言われた →Blank paper(白紙の巻物)
杖
回数制限・未識別だと回数がわからないなどは現代と同じだが
出現率が低い。
一部の杖は自動で命名されるが、メッセージが出ない&自動命名されない杖もあり識別難易度が高い。
(加速&鈍足など)
逆にマジックミサイルの杖なんかは「ミサイルが出た」って文章が出る&自動命名なので一目瞭然
効果を把握しておくのは大事だが、とにかく出にくいのでこれをアテにしたチャートはけっこうキツいと思う
・Light - あかり
→現在いる部屋を明るい部屋にする(暗い部屋を解除)。レミーラでも閃光弾でもない。他の部屋のことはわからないし、明るくした部屋の情報も、他の部屋にいる間はわからない
・Striking - 隣接時限定で攻撃?
・Lightning - 雷ダメージ
・Fire - 炎ダメージ
・Cold - 氷ダメージ
・Magic missile - ダメージ
・Haste Monster - 加速
・Slow monster - 鈍足
・Polymorph - へんげ
→階層に依存せず全てのモンスターから抽選される
・Drain life - もろは
→現在HPが半減し、減った分の数値を敵に与える。SFCトルネコは「現在HP半分消費して相手のHPを1にする」だったので混同注意。
・Teleport Away - バシルーラ
・Teleport to - 引き寄せ
・Nothing - ただの杖
(未確認)Cancellation - 封印
(未確認)Invisibility - 透明
指輪
呪いあり(一部は確定)
腹が減りやすい
2つ装備可能(同名を2つつけても効果が上がる)
となかなかクセがあり、現代ほど付け得じゃない。
パラメータアップ系の指輪はプラスもマイナスもある。
例)ちから+2もあれば-2もあり、表記のまま反映される
命中アップについては武器同様、+1=命中率5%と思われる
・腹減り計算
基本を100%として、指輪に応じた変化量が加算される。
たとえばSlow digestionを1つ付けると100%-50%で減りやすさ半減、2つでハラヘラズ。
Slow digestion&Add strengthだと100-50+100で腹減り1.5倍(多分)
・Slow digestion(-50%) - ハラモチ
・Teleportation(+0%) - 高飛び(呪い確定)
・Aggravate monster(+0%) - ザメハ(呪い確定)
・Adornment(+0%) - きれいな指輪
→バージョン・派生作品によっては「優先して盗まれる」効果があるらしいが未検証。
・See invisible(+20%) - Pを可視化
→罠が見える効果はなし。
・Dexterity(+33%) - 命中アップ
・Increase damage(+33%) - 与ダメアップ
・Searching(+33%) - 自動で扉/罠サーチ
・Add strength(+100%) - Strアップ
・Protection(+100%) - Armorアップ
・Sustain strength(+100%) - 毒消し
→ちからを下げてくるRは4~13Fに出現
・Maintain armor(+100%) - 錆よけ
→錆び攻撃をしてくるAは8~17Fに出現
・Stealth(+100%) - 忍び足(とうぞく)
・Regeneration(+200%) -回復
→1ターンごとのHP自然回復量+1。普段はいくらレベルを上げても3ターンごとに回復なので、思った以上に強い
ゴールド
お金。
店もギタン投げもないのでスコアにしか関係しない
所持金が0だとLがワープしない(弱パンチはする)はずなので、Lを壁にして強敵を矢の斜め撃ちで倒す…という戦術はあるかもしれない
モンスター
画面上にアルファベットとして出現することもあり、全26種類(センスありすぎ~)
バージョンによってコロコロ変わってるので、他サイトで調べる際は混同注意!
敵の攻撃力について
例1)1d6=1~6ダメージ
→6面ダイスを振って出た目の数字がダメージになる、という意味
例2)1d6/1d6=2~12ダメージ
→6面ダイスを同時に2個投げ、出た目の和がダメージになる
※最小が1のゾロ目で2、最大は6のゾロ目で12になる
例3)3d4=3~12ダメージ
→4面ダイスを3回投げる、の意味
※もしかしたら全てゾロ目なのかもしれない?(3or6or9or12のみであることが検証できれば…)
例4)1d8/1d8/3d10=5~46ダメージ
→8面ダイスを1回/8面ダイスを1回/10面ダイスを3回
他バージョンとの違い
Steamで遊べるRogueの違いとしてはおおむね下記の通り。
・「I」がアイスモンスター(他:インビジブルストーカー等)
・「S」がスライム(他:スネーク等)
・「R」がラトルスネーク(他:ラストモンスター等)
・「A」がアクエイター(他:ジャイアントアント等)
・「U」がur-vile(他:ブラックユニコーン、アンバー・ハルク等)
この辺りが軸になるはず
※アルファベット順ではなく階層順に紹介しています
不思議のダンジョンのモンスターに置き換えた表現を多用していますが、日本のローグライク好きにはやっぱりこれが一番伝わりやすいかなぁと思ったので許してください
モンスター別解説(ただの所感かも)
K:kestral(1~6F)
AC7 ケストラル(ハヤブサ?)
倍速なやつ。大体ゴースト・死の使い。
ここで重要な仕様として倍速1回行動ではないため、1マス歩く+攻撃はしてこない。
2マス歩くか、隣接攻撃をするかの2択です。
つまり現代だと逃げられないが、ローグでは隣接されながらも逃げることができる。
※これは同じく倍速で強敵のGと遭遇した際、自然回復を利用して倒すのに非常に重要な知識になります
E:emu(1~7F)
AC7 エミュー
特技なし・攻撃力低い・AC高い(=回避率が低い)と、イメージに反してスペックは低い。ヒクイドリ科なだけにね
実はこれが一番弱いスライム・マムルポジションなのかも
B:bat(1~8F)
AC3 バット
ドラキー・または壁抜けしないパコレプキン枠
ふらふら移動をするので被弾回数は少なめだが、やや命中しにくい
H:hobgoblin(1~9F)
AC5 ホブゴブリン
特技なしだが1Fで一番強い。ももんじゃ・おおなめくじポジションといったところ
回避率やや高めなくせに、ダメージが1~8とクリーンヒットしたら致命傷
(初期レベルで8連続で回避されて死んだことあり)
Iでレベル上げる前にHと出会ってしまうのは運が悪いだけなので、ローグとはそういうものだと教えてくれる先生
I:ice monster(1~10F)
AC9 アイスモンスター
行動不能にさせてくるやつ。
大体まどうしだが、弱いし経験値が美味しいボーナスモンスター
まどうしは「確定で寝ていて経験値が美味しいが、欲張って起こすとラリホーからの殴りで完封される」だったのに対し
アイスモンスターは「直線上にラリホー弾を飛ばすが、必中じゃないし殴りも弱いし耐久力もない」のでむしろ絶対に倒すこと。
S:slime(2~11F)
AC8 スライム
分裂するやつ。大体スモールグールだが鈍足。
攻撃を回避しても確率で分裂(divide)する性質を持つが、鈍足であり経験値も不味いため戦わないこともある意味正解。分裂レベリングは元々封じられていた…
倍速モンスターの逆で、移動力が鈍足なだけなので隣接時には毎ターン殴られることに注意
O:orc(3~12F)
AC6 オーク
わらいぶくろ・ガマラからゴールドを盗む特技を消したモンスター。
自キャラより優先して部屋内のゴールドに向かって歩き、上に乗るだけ。ゆるキャラ?
意外と手痛い反撃を喰らうがアイテムドロップ率が設定されているため必ず倒す
※ローグは確定ドロップの逆で絶対にアイテムを落とさない敵が半数近くいる
R:rattlesnake(4~13F)
AC3 ラトルスネーク(がらがらヘビ)
ちからの現在値を下げてくるやつ。おばけキノコ・毒サソリ・しおいやんポジ
STR7~16の間で命中は変わらないみたいなので、現代ほどちから減少で萎える必要はなさそう。
12F~のTはSTRがどうこうのの問題ではないので、Rが出なくなる14Fで毒消し→ちからの草を飲む立ち回りで大丈夫
Z:zombie(5~14F)
AC3 ゾンビ
ちょっと強いだけで特技なし。ミイラおとこポジ
本当にちょっと強いだけなので特徴なしの癒やし枠
L:leprechaun(6~15F)
AC8 レプラコーン
ゴールドを盗む。わらいぶくろやガマラからゴールドの上に乗る性質を消したもの
若干のダメージを与えながら確率で盗むが発動し、そのまま消える(ワープではない)
小ネタ:発動時のメッセージ「your pulse~」は「サイフが軽くなった(=スられた)」という意味
C:centaur(7~16F)
AC4 ケンタウロス(セントール)
序盤の強敵。キメラ、シレン6でいうとちゅうチンタラぐらい
ここまで順調でもあっさり死ぬときゃ死ぬので大丈夫(何が?)
出始めのフロアは明るい部屋もあるので、接敵前に矢で削るのが確実。
A:aquator(8~17F)
AC2 アクエイター(元ネタないらしい)
錆び攻撃で鎧のACを下げる。くさったしたい・ミドロ(ケロぼうず)
分裂はしないが、特技使用率100%
そして鎧の着脱は2ターン必要なため、隣接したら鎧を脱ぐ前に一発喰らう
錆びよけの指輪はあるがメッキの巻物は存在しない。
能力自体は見慣れているが脅威度は全くの別物。
そして12F以降、裸同然のACでTにやられるのが王道の負け筋
鎧は複数持ち歩いて使い捨て運用すること。
Q:quagga(9~18F)
AC2 クアッガ
特技なし(さまようよろいぐらいのポジション。距離は取らない)
回避率が若干高いだけでCより攻撃力が低く、経験値とドロップ率が高い。
トータルで見るとただのボーナスモンスター
N:nymph(10~19F)
AC9 ニンフ
アイテムを盗む。ベビーサタン・ぬすっトドポジション
分裂はしない・床アイテムは盗まないが盗んだらそのまま消滅する(ワープではない)
アイテムドロップ率は100%
床落ちアイテムを盗まないということで、SFCトルネコと同様に「装備品以外の所持品を全て床に置いてから殴る」行動は通用する(矢が対象なのかどうかは未検証)
しかしNは追加湧きしないらしいので、あくまで初期配置の体数しか狩れない(たしかに自分は見たことない)
Y:yeti(11~20F)
AC6 イエティ
特技なし(トルネコのイエティと違い、群れてないし倍速でもない)
攻撃力がCと同じなのに回避率が低く、経験値とドロップ率は倍
どうみてもボーナスモンスター
Tと戦うための物資をQとYから補充する(補充というか、ここまでで識別以外で消耗してたらクリア無理)のがセオリー
T:troll(12~21F)
AC4 トロール
不思議のダンジョン経験者でもつまづくデカい壁。
特技なしだがひたすらに脳筋(攻撃力は1d8/1d8/2d6)
最悪2発でやられるので、HP29未満の場合ゲームオーバーと背中合わせ。
鎧を鍛えてもダメージ軽減にはならず、いうなれば見切りの盾での回避お祈りゲー止まり
ゴーレムやミノタウロスに対して、はぐれメタルの盾or風魔の盾ではなく見切りの盾で挑むぐらいのスリル
そしてこの辺りからは全域が暗い部屋のため「視認し次第矢で削る」ができない。
ここで初めて「アイテムを使って対処」が許される
これ以前の敵にアイテムを使っているとほぼ間違いなくガス欠するので「T以前の敵は全てレベルの力で殴る」意識が大切
そして丁寧に探索をしても、ここまででまともな杖を拾えていない
なんてことはザラなので、立ち回りに落ち込む必要もなし。
それがローグ
納得できねえよ!という場合は
これ以降の餓死を覚悟で、11Fまでにありったけの食料を消費してレベル上げ
そしてQとYがいいアイテムを落とすことを祈る
Tを強く意識するならこの立ち回りが恐らく一番堅実。
幸い、食料はそこまでシビアではなく、7F時点でCと戦えているならTまで殴り負けることはないので
じっくりレベル上げする環境自体は作りやすいです
W:wraith(13~22F)
AC4 レイス
レベルを下げてくるやつ。どろにんぎょう・くねくねハニーポジ
ローグの時点でレベルダウンが「次のレベルまであと1」の状態になる仕様なので、喰らっても誰かを倒せばレベルは元に戻る。
しかし経験値がY程度&アイテムドロップ0%のようなので、寝ている場合は基本的にスルーしてしまった方がお得。
V:venus flytrap(14~23F)
AC3 ハエトリソウ(ハエトリグサ)
隣接してしまった場合、倒すまで移動ができなくなる。マドハンド
起きていても移動しない(近づいてこない)
HPがどれくらいかは知らないけど、面倒なので触らなくていいかも
P:phantom(15~24F)
AC3 ファントム
見えない&ふらふら移動な敵。シャドーまたはエーテルデビル(シレン6に不在なので知らない人もそこそこいそうだが)
魔法弾を反射するかどうかは未検証
See Invisibleのポーションや指輪によって視認することができる点も共通
※モンスターハウスによって地獄耳(気配察知)効果は得られないため、おそらくPは視認できない(SFCトルネコでは地獄耳の巻物でシャドーも視認できる)
ローグの移動が攻撃も兼ねている操作性によって若干厄介。
Pと自分の間が1マス空いていた場合、ローグライクの場合は通路で素振り連打していればいつかは当たるが
ローグでは足踏みor前進して攻撃の2択なのでバクチ行動となる。
そのため一番の安定択は物を投げること
U:ur-vile(16F~)
AC-2 ウル・ヴァイル(架空の種族?)
特技なし
Tの完全上位互換(は?) 一応ギガンテスに相当。
どうやら回避率が一番高いようなので、最もムキになってはいけない相手
これ以降まともな殴り合いは不可能です。
無力化できるアイテムが潤沢か、どこかのタイミングで聖域の巻物によるパワーレベリングをしないと倒せません
G:griffin(17F~)
AC2 グリフィン(グリフォン)
倍速。シルバーデビルに相当
レベルが高く設定されているため、GとJの攻撃はほぼ回避できないと思ったほうがいい。
Kと同様1マス歩く+殴ることはしないため、自然回復の性能が上がってきたレベルなら勝機はある
トルネコ同様経験値がバカみたいに高い(Uの10倍)
M:medusa(18F~)
AC2 メデューサ
混乱。おおめだま・ヒャクメに相当するが混乱範囲が部屋全体かどうかは不明
Mがこのゲームで最強です。
最も恐ろしいのは混乱の持続時間が少なくとも10ターン以上なこと(トルネコは5ターン固定)
それに加えて攻撃力はあのTを超えているため、混乱後にうろうろすると確実に死にます。
更にローグライクでの常套手段である「通路では壁に向かって歩くことはないため、攻撃されないままターン経過させられる」
戦法は通用しません。
おそらく壁に向かって歩いた場合も足踏み同様にターン経過する、隣接しているMに攻撃をしかける場合もある。
目つぶし状態だと効かない(あくまで見つめて混乱させる行動のため)などの対処法があるが拾える保証はもちろんない。
X:xeroc(19F~)
AC7 ミミック
アイテムまたは階段に化ける。ミミック・かさタヌキ・ンドゥバ
重なった瞬間に確定で正体を表す(所持することはできない)
戦闘能力自体は大したことないので、追われてない限りは拾いに行った方が得。(X自身にもアイテムドロップ率は設定されているためワンチャンある)
V:vampire(20F~)
AC1 ヴァンパイア
最大HPを下げる。ミステリードール枠(※たまに"ミステリ"ドールじゃない作品がある。表記ゆれ警察への配慮として念のため)
※ちからの最大値は下げてこないかもしれない(未確認)
アイテムで防げないためまぁまぁ危険(トルネコと違って、人形よけの指輪が存在しない)
攻撃力自体はかなり低いので、起きているならしっかりと倒す。寝てたらスルーした方がいい
J:jabberwock(21F~)
AC6 ジャバウォック
脳筋。アークデーモンポジ
おそらくGよりタフ
例によって経験値が超多い
D:dragon(22F~)
AC-1 ドラゴン
不思議のダンジョンでもドラゴンなやつ
直線上に炎を吐くが固定ダメージではない、たまに反射できるなどそこまで脅威ではない。殴りの方が痛い
しかし通路でも炎を吐くことを確認したので、連れ回して自然回復する戦法が通用しないかも(その回は普通に死んだので未検証)
もちろん経験値は作品中最高
以上!
有識者の方からの情報もらえたら随時追加します!