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第一種試験と第二種試験の違い

第二種に合格したので、この流れで第一種にも!
と、挑戦する方は多いと思います。

私もそうでした。
個人的な感想ですが、第一種と第二種の違いについて書きます。

受験資格

・第二種→誰でも受けられる。学歴、年齢、制限なし。
・第一種→誰でも受けられる。同じく、学歴、年齢、制限なし。

※ただし、第一種の免状は実務経験などがないと発行されません。
試験自体は誰でも受けられるけど、合格しても免許発行には条件ありってことです。

参考:
http://denkou.tai-saku.net/content/shinsei1.html

難易度

体感、一種のほうが二種より30%くらい上がる感じでした。

第二種
・低圧。約60%正答で合格
・身の回り(一般家庭)に関する問題が多い
・電気初心者でも暗記だけでなんとかなる
・計算捨ててもまぁ大丈夫
・技能は公表13問、制限時間40分

第一種
・低圧+高圧。約60%正答で合格
・二種の内容に加えて高圧があり、範囲が広い
・企業や発電所など(企業向き)の問題が多い
・計算捨てても、やっぱりまぁ大丈夫
・技能は公表10問、制限時間60分


勉強方法(筆記)

とくに「第二種と違ってこうしなければならない」という点はなかったです。
相変わらず過去問が最強で、頻出問題もあり、と。

参考書は二種なら「すい~っと」鉄板ですが、一種は「すい~っと」だけでは歯が立たないので、その点だけきつかった。

勉強方法(技能)

二種と同程度の時間をかけてじっくりやる必要がありました。

「一種は60分もあるから、二種より簡単
といった意見がネットで散見されます。が、いざ始めてみるとそうでもない。

端子台、ボックス、丸型ケーブル(被覆に紙のついてるアレ)など強敵ぞろいです。

二種試験技能本番19分で終わって合格という実績の私ですが(ドヤァ)
一種は40分かかりました。練習中もヒーヒー言ってました。

情報量のちがい

二種と一種との圧倒的な差は、何より情報でした。

二種は「かずわん先生」はじめ、勉強用サイトがゴロゴロ転がっており、
コツや裏技などを懇切丁寧に教えてくれます。
が、一種はそういったサイトがなかなか見つかりません。

ネットで見つけて活用できたのは↓この2つくらい。

第1種電気工事士受験対策
http://cgi.din.or.jp/~goukaku/denko/proden1.htm

盤屋さんの技術講座
http://www9.plala.or.jp/c-hokuto/page10.html

二種に合格したら、すぐに一種に挑んだほうがいい

二種に受かったので一種も、と考えておられる方は、二種の知識があるうちに取り掛かったほうが確実に楽なので早めに、少しずつでも始めていくとよいかと。

私が一種の勉強を始めたときは、もうすっかり二種の勉強内容を忘れきっていたので二種のサイトを覗いては復習して、の繰り返しでした( ̄▽ ̄;)

(2016年12月08日)

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