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技能試験で役に立った参考書

技能試験を受けるにあたって、参考にしたのは以下の2冊です。
それぞれメリット・デメリットを挙げていきます。

オーム社「公表問題の合格解答」

メリット
・複線図の描き方、電線の尺計算など、問題の手順をひとつひとつ丁寧に解説。
・実際の試験がどのような流れで行われるのか、どのような形で器具が配布されるのかなども記載あり。当日のイメージが掴めて安心。
・問題別に施工条件の変更が研究されている。

デメリット
・シースの剥き方や器具の使い方など、初歩の初歩は教えてくれない。

「すいーっと合格」

メリット
技能試験初心者にもやさしく、各器具や工具の使い方を丁寧に解説。
・本自体が小柄なため、作業スペースを邪魔しない。
・解説なども「わかっている人向け」というより「まったくわかってない人向け」で親切。

デメリット
・他の本に比べて施工条件の変更予想が甘い。
・ある程度知識の持った人には無駄な解説ページが多い。

技能本はいずれも一長一短

こっちの本には電線200取れと書いてあるのに、むこうの本には220だったり。コンセント類のわたり線の位置が違っていたり。(電技的には問題なし)

できれば2冊以上買うか、1冊メインを買って施工条件の違いなどを立ち読みで確認した方がいいと思います。

前評判だけでネットで買うのはちょっと危険かなぁという感じ。
本屋へ足を運んで、どれが自分に合っているか直接確かめた方が私は安心できました。

(2016年12月06日)





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