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CT検査はアッという間に終わった。

尿路結石の疑いで、CT検査を受けてきました。CT(Computed Tomography)は、コンピュータ断層撮影の英語の省略形です。CT検査は、放射線などを利用して物体を走査しコンピュータを用いて処理することで、物体の内部構造を画像として構成する技術、あるいはそれを行うための検査機器のことです。医療診断に使われる場合は、対象となる物体は人体になります。このような人体を傷つけない検査は、非侵襲ひしんしゅう検査と呼ばれています。

CTは大きく分けるとX線を使うX線CTと、核磁気共鳴を使うNMR-CTに分類できます。NMR-CTは磁気シールドルームが必要ですし、装置が大掛かりになります。そのため、CTと呼ばれる場合は、X線CTのことを指す場合が多いように思います。

X線CTでは、検査対象の周囲を線源と検出器が回転し、照射されたX線は検査対象を通過し、線源の反対側に位置するX線検出装置に到達し記録される。このとき、それぞれの方向でどの程度X線が吸収されたかを記録したのち、コンピュータで画像を再構成します。このようにして、詳細な人体の”輪切り”が完成します。

私の場合は、腹部のCTでしたから、検査自体は1分程度で終わりました。「息を吸って。吐いて。はい止めて。そのままで静止して」みたいな感じで、腹部を2回ほどスキャンされました。こんな短時間で検査ができるなんて、医工学分野の進歩は著しいものがあります。結果は一週間後にわかるとのことなので、結果が気になります。


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