トランプ2.0 『もしトラ』から『またトラ』へ
もしトラは、2024年アメリカ合衆国大統領選挙が行われるまでの時期に用いられていた「もしもトランプ(前大統領)が再当選したら」という意味のメディア用語です。大統領選挙の結果は、既にご存知のようにトランプ候補の圧勝に終わりました。
ニュースで報道された事前の世論調査などの結果によれば、”大接戦”のはずでしたが、蓋を開けてみれば、トランプ候補の大勝でした。これが今のアメリカの民意です。マスコミ各社の統計データは、全く的外れだったことが露呈してしまいました。
ドナルド・トランプ氏の勝利が確定してからは、「もしトラ」から「またトラ」という言葉を使い始めました。これは、トランプ氏の返り咲きに対する不安を表わした言葉のようです。前回の任期中は、自国中心の内向きな政治姿勢で、国際的には貿易問題や環境問題で混乱が生じさせました。おそらく、これらの事に不安を感じているのでしょう。
世界一の大国・アメリカの舵取りは、大変な大仕事です。二度目のトランプ政権は来年(2025年)発足ですが、世界平和や世界経済のために貢献して頂きたいと思います。株式市場について言えば、トランプ氏の当選後、株価が上昇を続けていることから、おおむね好意的に受け入れられているようです。
トランプ氏の話とは全く関係が無いのですが、政治の世界では「ハニトラ(ハニートラップ)」が話題に上がることがあります。ハニートラップというのは、女性を使った”甘い罠”で、人工的なスキャンダル作りの事を指します。私には無縁の話ですが、政治家の皆さん、ハニトラには十分気を付けて下さい。