20年以上経済成長していない国!?
経済成長とは、日本国内での経済活動すべてを意味する国内総生産(GDP)が、持続的に上昇することです。なおGDPとは、1年間に経済全体でおこなった経済活動の合計額のことです。
多くの国は、少なからず経済成長をしています。全ての国を調べたわけではありませんが、先進諸国の中で20年以上経済成長していない国があります。それはどこだかわかりますか?。
察しの良い読者なら、この前フリからその答えは想像できるはずです。予想内の答えでしょうが、それは日本です。日本は長らくデフレ環境下にありましたから、物価が上がりませんでした。物価が上がらないのは良い事のように思えますが、実は給料(賃金)がほとんど上がっていません。
日本を除く先進国の経済は着実に成長するなか、日本だけが長期停滞しています。技術進歩による質的向上が先進国の成長の源泉です。成長できなければ賃金が上がらないため、日本人は相対的に貧しくなり、今の生活水準を保てません。いま日本は、そのような状況に置かれています。
石破首相は衆議院を解散し、今回の解散を『日本創生解散』と名付けたました。さらに「日本、国民、都市の安全・安心、地方の暮らし、若者・女性の機会を守る。日本の社会のあり方を根本から変えていく」と強調しました。しかし、このような不安だらけの世の中にしたのは、間違いなく自公政権です。もちろん自民党や公明党だけに非があるわけではありません。最も悪いのは、主権者意識の希薄な有権者(私も含む)です。
国政選挙は、これからの国の方針が決まる大事な選挙です。よ~く考えて必ず投票しましょう。「どうせ変わらないでしょ」と思うのを、そろそろ止めにしませんか。