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少子高齢化とは、字面の通り、子どもが少なく高齢者が多い社会を表しています。少子化は、定義上の数値設定はありませんが、出生率が低くなり、人口に対する0〜14歳の子どもの割合が少なくなることです。また、高齢化は65歳以上の高齢者の割合が7%以上になることを言います。

日本の場合、少子と高齢化がセットで語られます。高齢化しても、出生率が高ければ人口が維持できますが、少子と高齢化がセットになると人口減少に歯止めはかからないし、就労人口も減少していきます。日本はそんなシュリンクする時代に突入しています。

笑止千万しょうしせんばん』と言う言葉があります。これは、非常にバカバカしいこと・おかしいことを意味します。前半の笑止は、おかしいことやばかばかしいことを意味しています。また後半の千万は、前の語に添えることで、このうえなくその程度が高いことを表わします。つまり、笑止を強調しているのです。

タイトルの”笑止高齢化”は駄洒落ですが、”高齢化を笑い飛ばそう!”と言う意味の自作の造語です。なので、高齢化を馬鹿にしているわけではありません。歳を取れば体力や知力は低下し、若い時のようには無理は出来ません。しかし、どのような職業であれ、それまでに培ってきた経験やノウハウは貴重なものです。

最近、様々な業種で人手不足の話題が取り上げられることが増えました。特に、トラック・バス・タクシーの運転手の不足が深刻なようです。また、IT系の人材不足も問題になっています。

もう十分働いたと思える人は、悠々自適な余生が必要でしょう。しかし、中にはまだまだ働きたいと思う人も少なくないでしょう。今後は高齢者も含め、年齢に応じたバランスの取れた働き方が必要になるかもしれません。

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