追憶の彼方 父の日のプレゼント
父の日は、父に感謝を表す日で、多くの国では6月の第3日曜日になっています。先週の日曜日が”父の日”でしたが、子供達から感謝の言葉もなく、もちろんプレゼントなどありません。自分も実父に何もしていないので、どっちもどっちですけど・・・。
父の日は、アメリカのドッド夫人が母の日にならって、父親に感謝するために白いバラを贈ったのが始まりだそうです。父の日のプレゼントは、子供が大きくなってからは全くもらっていませんが、子供が幼稚園の頃には、幼稚園の行事として”父の日プレゼント”を作るので、もらったことがあります。今でもあるのは、コップに紙粘土でお父さんの顔を貼り付けた鉛筆立てです(タイトル画を参照)。
二人の子供は、同じ幼稚園に通っていたので、同じサイズの二つの鉛筆立てが私の本棚に置いてあります。上の子の時から数えると、約20年前の年代物です。4-5歳の幼稚園児ですから、リアリティーは全く無く、トイストーリーの『ポテトヘッド』のような顔をした鉛筆立てが2つ並んでいます。捨てるに捨てられず、今でも現役で使っています。
もう一つ現役で使っているのが、やはり”父の日プレゼント”で作ったゴミ箱です。こちらは職場で使っています。この円筒形のゴミ箱自体は、プラスチック製の出来合いのモノですが、周囲に”父親の似顔絵”が描かれています。こちらも絵はちっとも似ていませんが、捨てずに今でも使っています。
「こんなモノでも、あの時は嬉しかったなぁ」としみじみ思います。今では二人とも、立派とは言えませんが、人並みに成人しています。
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