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最近ちょっと”ディープな話題”が巷に溢れています。少し前に、アメリカの株価を暴落させたのは中国版AIのDeepSeek(ディープシーク)です。このDeepSeekが話題になった理由は、性能はもちろんですが、そのコスパです。AIを動かすためには高性能なスパコンが必要ですが、DeepSeekの開発費は従来のものの1/10程度なのだそうです。

私が普段使っている翻訳ソフトは、DeepL(ディープエル)というAIベースのソフトウェアです。このアプリは英文メールの斜め読みに使ったり、英文の下訳に使ったりしています。これには結構重宝していて、比較的くだけた日本語文章でもかなり正確に翻訳してくれます。

DeepLのAIの心臓部には、たぶんDeep Learning(ディープ ラーニング;深層学習)が使われています。AIの推論エンジンには、ニューラルネットワークという脳細胞のニューロンを模したモデルが使われます。このネットワークは、通常何層にも分かれて構築されますが、この層の深さ(数の多さ)が複雑な推論を可能にしています。

Deep Impact(ディープ インパクト)は、彗星や隕石などが地球に衝突することです。彗星が地球に衝突するという設定の映画には、『ディープ・インパクト』と『アルマゲドン』がありますが、偶然にも全米公開は1998年です。数日前、地球に衝突する可能性が2.2%ほどある小惑星のことがニュースになっていました。この小惑星は 2024 YR4 という名前で、今から8年後の2032年に地球に衝突する可能性があるとのことです。

この確率1.2%が、高いのか低いのかよくわかりませんが、今後が気になります。ちなみに、この小惑星が発見されたのは2024年12月27日なので、ごく最近です。


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