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無課金オジサンはオジサンの星?

パリオリンピックが閉幕しました。フランス贔屓の不可解な判定?などもありましたが、日本は金メダル20個、銀メダル12個、銅メダル13個という輝かしい成果を挙げました。国別では中国、アメリカに次ぐ3位だそうで、予想以上の大健闘と言えるかもしれません。

オリンピックは国別の対抗戦なので、どうしてもナショナリズムが前面に押し出されてしまいます。良い意味での愛国心は結構ですが、他国へのリスペクトが無い行き過ぎた愛国心は問題です。そんなピリピリした空気の中、リラックスした独特の雰囲気で話題になった選手がいます。その人は、通称・無課金オジサンと呼ばれるトルコのユスフ・ディケチ選手です。

ユスフ・ディケチ選手は、射撃競技(混合団体・10メートルエアピストル)で銀メダルを獲得しています。注目を集めた“無課金おじさん”の由来は、射撃を行う際に専用の耳当てやレンズなどを一切使わずに、かなりコストダウンした服装や装備で銀メダルをとったからです。パリオリンピックは環境に配慮したオリンピックを標榜していましたが、ユスフ・ディケチ選手こそ、パリオリンピックを体現した選手なのではないかと思います。

『無課金おじさん』というネーミングを誰が考えたか知りませんが、”ネーミングオリンピック”があれば間違いなく金メダルです。

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