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”サ高住”って知ってます?
1ヶ月ほど前、95歳の義父が「サ高住」に転居しました。サ高住とは『サービス付き高齢者向け住宅』の略で、まだ介護の必要が無い自立している高齢者を対象としているバリアフリー住宅です。妻から初めて「サコウジュウ」と言う言葉を聞いた時には、何のことを言っているのやら、全くピンときませんでした。
ところで、”介護の必要がない自立した高齢者”といっても、それなりのサポートは必要です。そのため、食事の提供や生活支援、夜間の見守りといったサービスが”有料で”提供されます。一般論ですが、サ高住は、ある程度自立しているが、”誰かの見守りが欲しい”と感じた場合に、利用されることが多いようです。
私の両親は健在で、田舎で二人暮らしをしています。まだ介護は必要ではありませんが、いつまでそれが続くかはわかりません。両親の心配もありますが、自分自身の心配もあります。私は高齢者予備軍ですが、今のところ夫婦そろって何とか暮らせているので、サ高住はまだまだ先の話だと思っていますが、いつかそんな時が訪れるかもしれません。
平均寿命が低い国から見れば、長寿社会は羨ましいかもしれません。しかし、長寿社会には長寿社会なりの問題があります。まぁ、受け入れるしかないのですが・・・。