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今日、100円拾いました。

今日、道で百円硬貨を拾いました。これまで、1円硬貨や10円硬貨を人ったことはありましたが、百円硬貨を拾ったのは初めてです。職場の駐車場から歩いていたら、視界に少し光ったものが入ってきました。一旦は、通り過ぎましたが、念のために確認してみたら、本物の百円硬貨でした。

百円硬貨は、正式には百円白銅貨といって、銅 75%+ニッケル 25% の白銅と呼ばれる素材で出来ています。発行開始は、1967年(昭和42年)からです。ただし、その頃はまだ百円札(肖像は板垣退助)が流通していたので、百円硬貨はメジャーではありませんでした。

懐かしい百円札。今でも数枚持ってます。

その頃と今では、100円の価値が違っていました。当時は10円あれば、駄菓子屋などでおやつが買えました。今なら、自販機でジュース一本も買えません。拾った百円は、本来なら交番や警察署などに届けないといけませんが、その手間が厄介です。今回は、一時保管して、いずれ寄付しようと考えています。

今までに拾った最高額は、五百円でした。しかも百円札が5枚でした。小学5年生の頃、自転車で田舎の繁華街を走っていた時、パチンコ屋の前でヒラヒラ揺れている茶色い紙が見えました。自転車を止めてよく見ると、そこには百円札が5枚、重なって落ちていました。正直少年の私は、少し離れた場所にある警察署に行って、五百円を届けました。警察書に入るのは初めてで、緊張しましたが、落とし物係(?)の警察官が対応してくれました。

何か簡単な書類を書かされました。その時に、もし1年間落とし主が現れなかったら全額もらえるんだよ、とその時に教えてくれました。落とし物を届けた時には、”正直に良く届けたね”的な周囲のオーラで、ちょっと照れ臭かったのを覚えています。しかし、1年後に五百円をもらいに行った時には、あからさまな”塩対応”でした。お金を拾うたびに、この時の思い出がフラッシュバックします。

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