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懐かしの海外TVドラマ#4 スパイ大作戦
「おはよう、フェルプス君。さて、今日の君の使命だが・・・。例によって、君、もしくは君のメンバーが捕えられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しないからそのつもりで。なお、この録音は自動的に消滅する」
『スパイ大作戦』(Mission: Impossible)は、このお決まりのルーティンから始まります。この命令の入った録音テープは、再生が終わると白い煙を出して消滅してしまいます。今ではオープンリールのテープレコーダは、骨董品モノですが、この当時はスパイが使うような最先端の録音装置でした。時間の経過は残酷です。このドラマの説明を、テープレコーダーの説明から始めないといけないほど、テクノロジーが進歩してしまいました。
スパイ大作戦は、アメリカ政府が手を下せない極秘任務を遂行するスパイ組織・IMF(Impossible Mission Force)メンバーの活躍を描くアクションドラマです。原題の”Mission: Impossible”は、”実行不可能な指令”という意味ですが、最近では、ミッション:インポッシブルという題名で映画化されたので、この言葉は聞き覚えがあるかもしれません。もちろん主役は、トム・クルーズです。
私がよく覚えているのは、冒頭のテープが消滅するシーンです。命令する”指令”の声は、大平徹さんでした。また主人公の声は、若山弦蔵さんでしたから、両声優の渋い声による吹き替えも魅力的でした。
この記事を書きながら気が付いたのは、指令がいつも”フェルプス君”と呼びかけていたということは、私が見ていたのは第2シーズン以降だったという事実です。第1シーズンの初代リーダーは、”ブリックス君”でした。