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 日本には”かえる”に関連した神社仏閣が結構あります。その中のいくつかを紹介します。

 まずは、下呂げろ温泉にある観光名所”加恵瑠神社”です。加恵瑠神社は、平成22年7月に、下呂温泉街の新しい観光名所として誕生した神社です。正式名称は”下呂温泉加恵瑠神社”で、カエルの鳴き声である”ゲロ”にちなんだネーミングと”無事帰る”などの語呂合わせで、この名前になったようです。社名の漢字は当て字ですが、たぶん”神の護される”といった意味合いでしょう。

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 埼玉県の小江戸・川越にある”かえる神社”は、山岳ガイドを務める靴店の店主が、登山の無事、すなわち”無事帰る”を祈って店先に創建した小さな神社です。本格的な神社ではなく、下の写真のようにコンパクトなお社が目印です。ここの神社のウリは、可愛らしいカエルの押印ユニークな墨書きが入った御朱印です。

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 最後は、歴史的にも由緒正しい、本格的な神社です。三重県伊勢市にある夫婦岩で有名な二見興玉神社は、神社名にカエルは付きませんが、カエルとゆかりのある神社として知られています。神社内には、カエルの像や置物がたくさんありますし、カエルのお守りも売られています。この二見興玉神社の祭神は猿田彦大神で、天孫降臨の際に邇邇藝命(ににぎのみこと)の道案内をした有名な神様です。その猿田彦大神には神使がいて、それがカエルであったというわけです。

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 神社ではありませんが、 福岡県小郡市には通称”かえる寺”と呼ばれている如意輪寺があります。この寺には、住職が中国から翡翠でできたカエルを持ち帰ってきたのをきっかけに、現在8,000以上のカエルの像や置物が並んでいます。カエルは腰が低く、常に前へと飛び跳ね、目的を達成するといわれていて、中国では古くから仙人の使いとされていたそうです。そういえば、漫画NARUTOには”がま仙人”なる登場人物がいましたね^^。

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