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勤労感謝の日の意味

11月23日の今日は、勤労感謝の日で祝日です。子供の頃は、”キンロウ”の意味がよく分からなかったので、「何に感謝する日なんだろう?」とずっと思っていました。勤労感謝の日は、国民の祝日に関する法律・第2条によれば、”勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝しあう”ことが趣旨なのだそうです。ただし、この説明を聞いても趣旨がイマイチで、ピンときません。

戦後、GHQの要請によりアメリカのThanksgiving Dayに相当する祝日を設けることになったそうです。名称についてはThanksgiving Dayを和訳した”感謝の日”が、最初の候補でしたが、何に対する感謝かわからないという理由で①勤労感謝の日と②労働感謝の日の二つの案が出されました。結局、最終的には今の”勤労感謝の日”になりました。

勤労(働くこと)は重要ですし、勤労が無ければあらゆる生産やサービスがストップしてしまいます。しかし、最近はAI(人工知能)の発達により、単純な仕事はAIに取って代わられる可能性も指摘されています。さらにAI技術が進歩すれば、”働かないこと”がデフォルトになるかもしれません。

そうなると、”勤労”に対する意識も変わって来るでしょう。ひょっとすると”AI感謝の日”ができるかも・・・。

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