オジサンのための現代用語#30 パリピ
一連の記事も今回で30回目になりました。実際には、番外編も書いているので30チョットの記事数になります。今回は、ここ最近市民権を得つつある『パリピ』を解説します。
パリピは本来(?)、”ハロウィンやクリスマスなどの季節のイベントのほか、クラブやフェスなど人が集まる場所で、盛り上がるのが好きな人のこと”を意味します。最近のイベントで例えると、”仮装してハロウィンを楽しむ若者たち”のことを指します。しかし、最近は意味が拡がって、単に”テンションが上がっていること”を意味したり、”チャラい(チャラチャラした)”という意味で使われることも多くなりました。
パリピの語源は、ズバリ”party people (パーティーピープル)”です。直訳すると”パーティ好きの人々”くらいの意味の和製英語です。partyとpeopleのネイティブの発音は、それぞれ”パーリー”や”ピーポー”に近いので、パーリーピーポー、すなわちパリピと省略されたわけです。パリピは、2015年に”ギャルの流行語大賞”になっています。
ここからは、ちょっと真面目な英語の発音に関する話です。英単語中の”t”の発音は、通常の会話では”r”の発音に代わります。日本の有名な自動車会社は『TOYOTA』ですが、トヨタではなくトヨラに近い発音になります。また、ビートルズの有名な曲『Let it be』は、レッツイッツビーではなく、レリビーに近い発音になります。
それでは、バイビー!。
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