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高級フルーツ 年収で桃一個

今日テレビを見ていたら、高級フルーツのことが話題に上がっていました。宮崎の完熟マンゴーは1個で1-2万円しますが、ここで話題になっていたのは値段が2桁ほど価格が違う”超高級フルーツ”です。

その番組では、高級なブドウや桃が取り上げられていました。高級というだけあって、その値段は数十万円から百万円レベルです。誰が買うのかわかりませんが、私のような庶民には手も足も出ない価格帯です。

桃の糖度は通常は20未満ですが、番組に出ていたのは糖度20以上、最高級品は糖度が30を超えています。極端に甘いこの桃は、1個で300万円もします。こんな桃が普通に買えるのは、アメリカのセレブやサウジの王族ぐらいではないでしょうか。

日本の平均年収は445万円 、年収の中央値なら396万円です。土地や建物の広さの喩えに、”東京ドーム〇個分”という表現を使いますが、年収を最高級の桃で例えると、”年収は高級桃一個分”にしかなりません。

現在、103万円の壁が議論されていますが、経済を活性化し、日本人の所得をもう少し増やさないといけないと思うのは私だけではないでしょう。せめて、”高級桃二個分”くらいの年収になるような政策を実施して欲しいです。

出張のお土産に、大奮発して一個1000円の桃ゼリーを4個買ったことがありました。一個1000円でも、買うまでにはかなり考えました。一個300万円の桃には興味はありませんが、どんな人が買うのかには興味があります。ゲスな庶民ですから・・・。

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