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無双むそうというのは、”ふたつと無いこと”や”並ぶものがないほど優れていること”を表わします。読み方は”むそう”が一般的なようですが、”ぶそう”とも言うそうです。天下無双というのは、天下(世の中)に2人と居ないという意味になり、国士無双は並ぶ者が居ないほど優れた国士(国の中で優れている人)という意味になります。なお、国士無双は滅多に出現しないので、麻雀の役満の名前にもなっています。

お相撲さんにも”むそうやま”が居ましたが、漢字が違っていて”武双山”でした。しかし、”怪力無双”をイメージして名付けられたことは想像に難くありません。ちなみに武双山は現在、藤島親方になっています。ちなみに、相撲の決め技には内無双うちむそう外無双そとむそうという無双が付いた技があります。

最近では、「あることが立て続けに起こることや、その状態」を指して使うこともあります。これは、若者の間やネットで使われる場合が多いようです。また、「一人で多くの敵を倒す」という使い方もされますが、これはタイトル画のような戦国ゲーム由来です。

天下無双と近い言葉に唯我独尊(この世で自分ほど偉いものはいない)というのがあります。お釈迦様(ブッダ)は生まれた時に「天上天下唯我独尊」と言った伝えられています。実際には赤ちゃんが喋れるわけはないのですが・・・。

日本史には、藤原不比等という人物が出てきます。不比等は藤原鎌足の次男で、歴史に関係したふひとという字で書かれた記録もありますが、”等しく比べること不能あたわず”という無双と同じ意味の名前になります。

ブログを始めて三年が経とうとしていますが、ビュー数は思ったほど伸びていません。まだまだ無双状態には程遠いようです。

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