見出し画像

サイ・ヤングと佐々木朗希

元・千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希ろうき投手は、今シーズンからロサンゼルス・ドジャース傘下のマイナーリーグのチームに所属することが決まりました。佐々木投手は、2022年には日本プロ野球史上最年少で完全試合を達成しました。また、13者連続奪三振は世界記録になっています。

そんな令和の怪物・佐々木投手の夢は、アメリカの大リーグでサイ・ヤング賞を取ることです。サイ・ヤングという名称は本名ではなく、ベーブ・ルースのような愛称です。本名は、デントン・トゥルー・ヤング(Denton True Young)で、オハイオ州ギルモア出身の伝説のピッチャーです。彼のニックネームのサイ(”Cy”)は、サイクロン(cyclone;暴風)を略したものです。このことからも、彼の速球が如何に早かったかがわ

サイ・ヤングは、歴代最多の通算511勝を記録し、敗戦も歴代最多の316敗を記録しています。日本での最多勝は400勝の金田正一さんですが、それでも遠く及びません。サイ・ヤングは、入団2年目の1891年から1909年まで19年連続で10勝以上を達成し、そのうち20勝以上を15回、30勝以上5回も記録している超人のようなピッチャーです。

日本を離れて、憧れの大リーグに挑戦する佐々木朗希選手には、エールを送りたいと思います。今は期待と不安でいっぱいでしょうが、メジャーリーグでも完全試合を達成してサイ・ヤング賞を受賞して欲しいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!