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薄毛を意識するようになって、早ウン十年。これまでに各種の育毛剤を試しました。しかし、その成果は・・・。今日は私の育毛剤遍歴を赤裸々に語ります。

ところで、育毛剤の効果を視覚的に見せるため、発毛の様子をビフォー・アフターの2つの画像が使われます。しかし、アフター画像が本当かどうかのエビデンスはありません。ひょっとすると、アフター画像がビフォー画像かもしれないのです。

まだ薄毛があまり進行していない頃に使ったのは、SUCCESS育毛トニックです。この頃は、まだまだ毛量には余裕があったので、特に効果を気にすることなく使っていました。しかし、段々と面倒になっていつしか使わなくなりました。

それから十年くらい経ったころ、段々と薄毛が気になりだしました。妻に「最近薄くなったかなぁ?」と聞いたら、「前からよ」という素っ気ない返事を頂きました。少し本気の薄毛ケアを考え、当時人気だった柑気楼かんきろうという育毛剤を試しました。しかし、柑気楼は女性をターゲットにした育毛剤だったので、男性の私には効き目がありませんでした。結局、3本くらい試して中断しました。

次にチャレンジしたのが、リアップです。リアップにはミノキシジルという発毛成分が入っています。この薄毛界の救世主である”ミノキシじる”に一縷の望みを賭けて、試してみました。リアップは発毛成分が入っているだけあって、やや高価でした。しかし、背に腹は代えられません。

これとほぼ同時期に、テレビで『頭皮マッサージ』が取り上げられていました。早速、ネットで調べてみると、何やら効果がありそうです。また、効果が無かったとしても、頭皮マッサージはゼロ円ですから、損することはありません。リアップ&頭皮マッサージで、発毛を目論みましたが・・・。

育毛剤をつけ始めて数週間経った頃、鏡を見ると産毛のようなものが生えていることに気が付きました。しかし、これは”薄毛あるある”で、実は今まで太い毛髪だったものが抜け落ちて、そこから生えて来た産毛でした。しかし、その産毛は育つことが無く、ある程度の長さまで育つと抜けてしまいます。産毛は、”こうあって欲しい”という願望が生み出した幻でした。

結局、リアップも3本使い切ったところで断念しました。その後、徐々に薄毛は進行していきましたが、起死回生の手立てはなく、時間だけが過ぎていきました。しかし、さらに数年後、リアップがバージョンアップされました。なんと今度は、発毛成分である”ミノキシ汁”が以前の五倍も入っているのです。それが、リアップX5でした。

「今度こそは・・・」と背水の陣で、リアップX5を試しました。しかし、結果は惨敗で、発毛することはありませんでした。結局、市販の育毛剤は私とは相性が悪いみたいです。好意的な目で見れば、”育毛剤の効果があったため、現状維持できている”と考えることもできます。

現在、前頭部から頭頂部にかけて”薄毛前線”が停滞中です。梅雨前線は梅雨が明ければなくなりますが、薄毛前線は一生継続します。やれやれ。

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