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実年齢と脳内年齢のギャップ

タレントさんには「永遠の18歳」などのキャッチフレーズで、若さを前面に押し出している人もいますが、やはり年齢を重ねると顔や体に大きな変化が出てきます。加齢を受け入れることは、若い人ほど難しいかもしれません。

私のように還暦を超えてしまえば、「若く見られたい」という願望も薄れていきます。ただし、実際の年齢(実年齢)と、脳内で感じている年齢(脳内年齢)にはギャップがあります。図々しいのを承知で書きますが、私の脳内年齢はアラサー辺りでストップしています。これは、考え方が若々しいというのとは少し違っていて、脳内年齢が実年齢に追い付いていないことが原因です。

鏡を見れば、自身の容姿の変容に気付いて、若くないことは自覚しているのですが、それでも脳内の感覚は実年齢を受け入れてくれません。そのため、「シミやシワが増えたなぁ」とか「髪の毛が薄くなったなぁ」と気付いた瞬間、実年齢と脳内年齢のギャップに落胆します。

私はひとつの職場に長く勤めているので、職場環境の変化にも戸惑うことがあります。仕事を始めた頃は当然若手でしたから、外注でやってくるお掃除の人達は例外なく年上のオバちゃんでした。そんなこともあり、”お掃除=オバちゃん”という方程式が脳内に出来上がっていました。しかし、最近になって”オバちゃん”たちが自分より年下であることに気が付きました。

『馬鹿は歳を取らない』と言われることがありますが、これは脳内年齢のことを言っているのかもしれません。ということは・・・。

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