見出し画像

オジサンのための現代用語#32 バイブス

通勤途中でラジオを聴いていると、音楽番組の中で"バイブス"という言葉をよく聞きました。音楽関係の専門用語らしいのですが、意味がイマイチわかりませんでした。いい機会なので、検索して調べてみました。

バイブス(vibes)という単語は、もともとバイブレーション(vibration)という英語を短縮してできた略語です。このバイブスは、友人同士などのコミュニケーションの中で使われる砕けた表現です。

vibrationは”振動”という意味がありますが、その他に、”ぞくぞくする”や”おののく”など、「人の感情が揺れる」ことも意味しています。もともとは、アメリカをはじめとするヒップホップ音楽やラップ音楽、レゲエ音楽などで、日本でいうところの”ノリ”や”フィーリング”を意味する言葉として使われていました。

この言葉が一般的に認知されたキッカケは、ギャル語らしいです。ギャルたちの間では音楽と関係なく、「バイブスやばい」や「バイブス高い」などの使い方で広まったようです。意味としては”ノリがいい”といった意味でしょうか?。

バイブスという言葉は、2013年の『ギャル流行語大賞』では堂々の1位に選ばれていました。ということは、今から10年ほど前ごろから若者の間では認知されていたことになります。オジサンの私は全く知りませんでした。ちなみに、この時の2位は「激おこぷんぷん丸」でした。

流行に鈍感なオジサンは、若者のバイブスにはついて行けません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?