安くて美味しい物が、たくさんある日本
チョコレートで溢れる町
一年で最もチョコレートがたくさん売られる時期。
私もチョコレート大好きだったのですが…なぜか昨年末あたりから、急に食べられなくなり💦
食べたいと頭で思っても体が拒否するほどになってしまい、2ヶ月ほど、チョコレートを食べてないんです
今日の画像も、チョコではなく、あんこをパイシートに包んで焼いたものです😋
そんななか、さとうみつろうさんの動画の中で「ガーナでカカオを栽培してる方々は、チョコレートを食べたことがない」と聞きました
カカオがたくさん採れるのに、それは「売り物、高級品だから食べない」
例えば夫の国バングラデシュでは、さとうきびやマンゴーなどがたくさんとれるので、町中にもそれに関連する商品はたくさんあります
ガーナでは、そうじゃない…
さらに、カカオ農園では小さな子どもたちの児童労働も問題になっていて、日本で私たちがよく見るような有名な会社のチョコレートも、
そういった背景のあるカカオを使っているのが常にすらなってしまっている…
頭では理解していても、これまではチョコレートを食べていました
まさか、体が拒否して、食べられなくなるなんて、思っていませんでしたし、食べられなくなって、冷静にチョコレートのことを考えてみてはじめて「日本で原材料がほとんど作られてないのにそれを消費してるのは、おかしいんだろうな」と気づきました
しかし、これはチョコレートだけの問題でしょうか?
日本は食料自給率や原材料の生産を考えたら、食べてるのはおかしいという食べ物がごく普通に売られています
日本は衣類に関しても、生産どころか原材料すらほとんど自国では、まかなえていません
それでも町は、安価で美味しい食べ物に溢れ、安価でかわいい服に満ちてます
10年後、20年後に「昔の日本は豊かだった、なんでもいいものが安く手に入った」と、なるのかもしれません
そんな幸せなはずの国で、まさか自殺者が14年連続、毎年3万人を越えているのは、なぜなのか?
夫の国バングラデシュでは、貧しい人たち、貧しい子どもたちは、まだまだたくさんいますが、自殺する人はほとんどいないはずです
では、なぜ日本では恵まれた環境、豊かな日常生活、なんでも手に入るのに、命をたつ人が減らないのか?
私が思うに、この国は「箱庭」のようになってしまった、その箱を管理してるのは自国ではない
日本人は庭の手入れをさせられているだけ
なんでもあるように見えるけど、ひとつひとつをよく見たら、自国で原材料から作られていないもの、つまり他国から買わされた物で溢れていて、自国で同じようなものを作っても価格や数量で消費者に選んでもらえない
自国で作るよいものを他国に売りたくても、価格や仕様、文化など、相手の国にはあわないので買ってもらえない
人工は減り続ける、国の生産力も落ち続ける、円の価値も下がっていく、
しかし、他国から買いながらなんとか作ったり、売ったりしているから、なんでもあるように見えるので、海外からの観光客や移住者(資本は海外のまま)が増える
このままでは、日本人は、いなくなっちゃうんじゃないでしょうか?
小さな小さなアクションでも、この国でゼロから、原材料から生産すること
作ったものを買ってもらい、良さをわかってもらい、生産、製造、販売をしていくこと
チョコレートも、100%国産なら、1年でどれだけ作れるか?販売価格は、いくらになるのか?その分だけが、日本で食べられる分だとして、国民1人あたりなんグラム食べられるのか?
ある日突然、輸入がとまったら、この国の衣類、食料は、どうなるのか?
そんなことを考えているバレンタイン前日です
安くて美味しいものはたくさんあるけれど、「安価な海外製品(原材料)を使う、買う、食べる責任」から目をそらし続けるわけには、いきません
国産カカオに挑戦してる方々もいます!
本当にチョコレートが好きなら、年に数回、こういう志のある商品を買うか、もしくはガーナに住んで農園を持つのがいいんでしょうね🎵
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