№227 相手に得をさせる
田村Pと鴨頭さんの講演会に西野さんが飛び入り参加して大興奮の東京国際フォーラムVIP席こと、その前にも小谷さん、セトちゃん、べぇくんたちとお昼をご一緒させてもらったタマちゃんです。noteを書きましょう。
さて、今日はそんな西野さんのオンラインサロンでも
時折、話しが出る、「相手に得をさせる」という
旬のお話しを書いてみたいと思います。
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▼損をさせない関係作り
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皆さんは毎日、冒険をしているでしょうか?
ボクたちは仕事をしていると、
いつの間にか「生産性」にこだわるようになってしまいました。
たとえば、何かをしたら成果物が手にできる。
数字が上がる。評価される。
そうした「ゴール」を目指しています。
もちろん、何かがカタチになることも
仕事の本質ですが
生産性にあまりにもこだわり過ぎると、
小さくまとまってしまう。
ボクはそんな気がしてなりません。
そこで、
「いままで誰もやらなかったことを見つけ、考え方を工夫し、実行してみる。」
ボクはこれをあなたにも強くすすめたいし、
自分でも繰り返していますが、
実際はメチャクチャ非生産的な作業なんですよね。
考えて、考えて、工夫して、勇敢にトライしたとしても、
たいていうまくいかず
徒労に終わることが多いのが当たり前だったりするのです。
なぜならそれは、
新しい方法という発明のための試行錯誤、
いわば先行投資だから仕方ない事なのです。
とかく、先行投資はすぐに利益が出ないものです。
先行投資として考える時間を毎日確保する人は、
しばらくの間は、
「考えている暇があったら、目の前の作業をさっさと片付けるよ」という考えない人に、きっと先を越されるでしょう。
しかし、その間に信頼が貯金されますし、
たくさんの方法が発明されます。
誰もやっていないことをやって大失敗したとしても、
「これはどうやっても、うまくいかない」
という経験をして得た一次情報の価値は、
実はとても大きいものです。
仮に、同じことを同じ方法でやろうという人が出てきた時、「そんなやり方は誰もしていないから、たぶん無理だと思うよ」
と言う人と、
「いや、それは無理です。僕がやってみて、確かめたから」と言える人と、どちらが自信に満ちているかといえば
後者ですよね?
たとえ話をするのなら、
出張や観光旅行は生産的ですが、冒険旅行は非生産的です。
出張や観光旅行は
「この地方のクライアントと商談をまとめる」
「この土地の名物を食べて世界遺産で写真を撮る」
という目的や成果物がきちんと得られるし、
生産性が高くなるように効率化されています。
ただし、決めたゴールに決めたルートで行くだけだと、
いくら生産的でも
頭を使って考えることがなくなってしまいます。
また目的以上の成果物を手にすることもできないでしょう。
いっぽう冒険旅行は、
ぼんやりゴールがあってもルートは決まっていませんし、
誰もやったことがないので、
何も得られないかもしれません。
山の頂上にはたどり着かず、絶景は見られず、
名物を食べるどころか
ポケットのチョコレートしか
口にできないかもしれません。
これはあまりにも非生産的です。
それでも、生産性のない「冒険」というプロセス自体が、
僕たちを大きく強くしてくれます。
だからボクは、
優秀より勇敢に、
毎日ささやかであったとしても、
「冒険をする習慣」を身につけたいと思います。
毎日考えたり、
毎日ちょっとした違うやり方をしたりという、
ささやかな冒険を仕事の習慣にしようと決めています。
究極、そこからしか、自信は生まれないと思うのです。
仕事において
誰もやらないことといえば、
「相手が得をすること」もその一つです。
仕事とお金は切っても切れないもので、
ボクたちは自分が儲けよう、自分が得をしよう
自分自身が成長しようとして働いています。
相手を儲けさせよう、相手に得をさせよう、
相手を成長させて喜ばせようという意識でいる人は、
ゼロではありませんが、絶対的に少ないでしょう。
しかし、ボクには
「相手を喜ばせたい」という気持ちが強くあり、
相手が儲かるように、得をするように、
意識して動いてきました。
この先もそれを続ければ、
「あの人といれば儲かるし、得をするし、学びもある」
と思ってもらえる存在になれるかもしれません。
人を喜ばせ、仕事がスケールするかもしれません。
そのためにも、
「相手を喜ばせる」という誰もやらないことも、
日々の思考習慣として考えつづけているのです。
頭と体で、毎日冒険をしましょう!!
テラコヤ5|タマちゃん @s_vivienne #note
ボクのエグいマガジンも
冒険だと思ってぜひ!!
現場からは以上でーす。