№331 ボクたちは今「メディアの暴走」に心底ウンザリし始めている。
5月11日までと言われていた緊急事態宣言が、
2週間から1ヵ月間、
延長されることに決定しましたね。
多くの国民はもちろん、
医療崩壊を防がないといけないことは
重々承知してはいるものの、
この度重なるコロナによる自粛の要請に今や、
「うんざり」した心持ちになり始めているものと思います。
この問題は、
コロナの感染が広がっている
正に今の様なタイミングでは、
いわゆる「自粛派」の勢いが増し、
「徹底自粛しなきゃいかんだろー!」
という意見が幅をきかしてきます。
その一方で、
「自粛のやり過ぎは、かえって公益を毀損する」「この状況では緊急事態宣言など不要ではないのか!?」
といった「半自粛派」(自粛を全否定もせず、全肯定もせず、状況を見ながら是々非々で考えましょう、という立場)は、肩身が狭くなります。
(ちなみにボクは、一貫して、「反自粛」ではなく、「半自粛」を主張し続けています!)
で、まさに今は、
「若者にもリスクのある変異種が猛威を振るい、緊急事態宣言が出されているんだ!」
と言われている時期ですから、
そうした「自粛派」が幅をきかせ、
半自粛派は肩身が狭くなる時期なのですが。
これは1年前の1回目の緊急事態宣言期とは
大きな違いです。
実際、
過去1年間の人々の「自粛レベル」のデータを確認してみると、
1回目の緊急事態宣言時には
確かに自粛率は最大「7割」もの水準に達していた一方で、
2回目は4割程度にまで自粛率が下落し、
今回の3回目では
さらに自粛率が低下している様子が示されています。
こうした状況を見てみると、
未だにマスコミのコメンテーターや司会者、
TVに出てくる医師や学者や政治家達は未だに、
コロナ恐怖を煽り、
徹底自粛を呼びかけ続けていますが、
国民は、確かに政府に対して
「もういい加減してくれ!いつまでも自粛なんてやってられないよ!」
という心持ちになっているようです。
こういう形で
「コロナ疲れ」が拡大してしまったのは、
テレビや政治家がコロナ恐怖を煽りにあおって、
自粛を薦めれば薦めるほど、
「コロナ自粛が必要だ」という話が
「胡散臭いもの」に見え始めてきていることが
一つの原因と言えるでしょう。
そもそも、自粛なんて
永遠にできるはずもありません。
短期的に緊急に辛抱すれば、
その後、ある程度普通に暮らせる
アフターコロナがやってくる……
という期待がある場合においてのみ、
「まぁ、一時的なことだから自粛も致し方無いか!」と思える、というものでしかありません。
政府も専門家も、
昨年の最初の緊急事態宣言は、
そういうノリで国民に自粛を要請したのであり、
国民側もそれならば致し方無いか!
ということで、ある程度納得しながら、
自粛をしていたのでした。
ところが、あれから一年経っても、
政府はコロナ対応病床を全く増やしてはいないし、外国ではワクチンが相当普及してるのに
日本では1%程度しか普及してないし、
治療薬もある程度見つかってきてるのに
日本では全然普及させないし……
あいかわらず政府は「自粛シロー!」
としか言わないわけです。
しかも、そんな自粛を繰り返しても、
これがどれだけ効果があるのかも、
全く見えては来ないのです。
8時迄時短営業しろとか、
百貨店閉めろだとか、
酒飲むなだとか、
8時以降は消灯しろだとか……。
効果の程があるとは到底思えないような、
馬鹿馬鹿しくすら思える行動規制ばかりしかけてくるわけで、
そういう要請に対して、
多くの国民がしらけ始めているわけです。
そんな中で、多くの国民はそういう政府に対して「ふざけるなー!政府がちゃんと仕事しろー!ちゃんと仕事もしないで、国民に自粛しろだけ言うなんてオカシイじゃないかー!!」
と反発し、
自粛するのが馬鹿馬鹿しくなり始めていると言うわけです。
一方で、
そういう反発をしない従順な方々においては
ただただ「泣き寝入り」するように黙って
自粛に粛々と従っているわけですが、
そんな方々においても、
どうせあんまり効果ないんじゃないか?
という様な「しらけムード」が
「まん延」しつつあるわけで、
そうなるとまた、
自粛する熱心さも失われてしまうことになるわけです。
にも関わらず、政府は今回、
緊急事態をさらに延長するのだ!
と言い始めたわけで、
国民における「憤りを伴う反発」も「徒労感を伴うしらけムード」もさらに拡大しつつあるわけです。
それだけの反発や、
しらけムードの拡大があるにも関わらず、
政治が「緊急事態を続けるのだ!」
「自粛セヨ!」なんて言っているのは、
感染症についての科学的な判断に準拠しているからではなく、
ただただ「コロナは怖い!だから自粛して乗り越えるのだ!」という主張が
「タテマエとして正しいっていうことになっているから」、
つまり、「ポリティカル・コレクトネス」(ポリコレ)として共有認識されてしまっているからに他なりません。
で、そんな政治的に正しいとされている、
タテマエ=ポリコレに反した事をやると、
批判されてしまうので、
彼等はただただそういう批判をされたくないという、
単なる「保身」だけで、
あらゆる政治家達、TV関係者達、
専門家達が主張し続けているわけです。
いわば、科学的合理性ではなく、
単なる「ポリコレ」「タテマエ」を通すためだけ、それを破って批判されるのを避けたいっていう
ちっちゃい保身マインドゆえに、
自粛が延々と続けられているのです。
それが証拠に、
これまでの度重なる緊急事態の発出や解除には、
確たる客観的基準があるわけでなく、
ただただ「TVで騒ぎ始めたら緊急事態を発出し、TVでの騒ぎが収まってきたら解除する」
という雰囲気だけが規準となってきたのです。
だから、今日発表される感染者数は
10日~2週間前の感染数だという当然の事実も、
検査数に一定比例するのだという当たり前の事実も全て無視され、
今日発表される感染者数の大小だけで、
緊急事態宣言の発出や解除が決定されてしまっているのです。
何と言う馬鹿な話でしょう…………。
この馬鹿な話に加担している
専門家のおじさんどもは全員、
地獄に落ちる他無いでしょう。
#黒タマ発動
彼等のせいでポリコレが暴走し、
経済も社会も壊れ、
多くの人が失業しうつ病になり、
あげくに自殺してしまっているのですから。
こういう愚かな現象が
なぜ起こってしまっているのでしょうか?
そしてその悪しき状況を緩和、
改善していくには如何にすればよいのでしょうか?
是非、一人でも多くの皆さんに
この愚かな世情を、
そしてそれを誘導している専門家、
政治家、ジャーナリスト達の巨大な罪深さを
しっかりと冷静にご理解いただきたいと思います。