1/9日記:新〇谷駅の通行人
自己顕示欲って、なんだ。
定時が19時で迎える。残業したくないので19時00分ピッタリにタイムカードを切り職場を出る。
三連休の中日。職場の最寄り駅は私鉄の急行停車駅にある。
中核駅と言ってもいいのだけど
人がいない。
終電と同じくらい人がいない。
駅のコンコースには数人程度。マジか。第六波って恐ろしい。
そんな中、弾き語りの人を見かけた。
優里の「ドライフラワー」を熱唱している。まぁまぁ声響くし絶妙にうまい。
誰もいない駅の外で。
誰もいないコンコース内にドライフラワーが響く。
改札の駅員さんもニンマリ。なんだかうれしそう。
何かしら届けたい思いがあったんだね。
そのまま素通りする新〇谷駅へ。
こっちは通勤時間帯並みに人が多い。なんじゃこりゃ。
休日のこの駅は面白い。テーマパークかって思うくらい変な人がいる。
もはやそれ見たさで電車通勤しているまである。
今日は駅外で、ギター持った女性が「水平線」を歌っていた。
こっちの方が聞いてもらえそうなのにな。
他人の歌を聞きたくないわけではないが、オリジナルの歌を歌ってほしいと思うこの頃。
そういう人のアイデンティティとかを少し伺える瞬間が何となく好き。
自己顕示欲で、いるのかもしれない。
無関心のようで、意外と誰かの心に届いている、ストリートミュージシャン。
そのスタイルがなんか憧れるような部分がある。自分にない「表現したい」という形そのものに。
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