【モロッコ旅行記】6日目 Pt.2*サハラ砂漠編〜シラフだけど歌って踊るの巻〜
長い長いバス移動を終えて、砂漠ツアーでお世話になる「ホテル・リアドマムーシュ」へ。オーナーさんにはバスが遅れることを伝えていたので、到着の時間に合わせて迎えの車が来ていた。リアドマムーシュのオーナーさんが日本語を話せるとのことで、リアドマムーシュ発の砂漠ツアーは日本人には人気があるようだ。私と師匠以外にも日本人の母娘さんも一緒だった。
4人とも長旅で疲れているがもう既に夕方なので急いで準備をして砂漠ツアーに行かなければならない。
シャワーを浴びて日焼け止めを塗って、化粧はもう諦めた。眉毛が行方不明だが気にしない。髪の毛はさすが砂漠地方、乾燥しているので一瞬で乾く。私は癖毛なので湿気は大敵だが、ここは湿気がほとんどないのでさらさらストレートのきれいなミニボブになった。
ロビーに今夜の砂漠ツアーに行く人たちが集合していた。
砂漠ツアーのメンバーは私、師匠、母娘さん、明るくて陽気なアメリカ人3人の合計7人で。
初めてラクダに乗った感想は、
めっちゃ揺れる
事前に調べた情報で揺れるとは知っていたが、想像していた10倍は揺れた。
いや、10倍は言い過ぎかもしれないが絶対に想像よりも揺れている。
前にいるアメリカ人さんは手離しで自撮りとかしてたけど、手離すとか無理。どんだけ体幹強いんだ。すごすぎ。
けど楽しい!!
見渡す限り砂!砂!砂!
天気もいいし最高すぎる。
サンセットを見るために一旦ラクダから降りてその時を待つ。
砂はさらさらで寝転がるのも気持ちいい。
ほぼ徹夜やからここで寝られそうや。
そしてサハラ砂漠のサンセット。
そしてサハラ砂漠のキャンプ地へ。
ここで師匠と母娘さんとの日本人メンバー4人でお話。
娘さんも旅慣れてる方みたいでお話聞くのが楽しかった。
旅好き同士で話すのは面白い。
娘さん曰くラオスはまだ発展途上してなくて観光地っぽくなくて良かったと言っていたので、その日からラオスが私の行きたい国リストに追加された。
行きたい場所はどんどん増える。
そしてみんなでご飯。
ラクダに乗っていた7人に加えて、フランス人の家族も一緒にキャンプに参加していた。
やはりご飯はタジン。
この旅で初めて人とタジンを囲んでご飯を食べた。
そしてキャンプファイヤー!
スタッフのベルベル人さんが奏でる太鼓に合わせて歌う、踊る。
モロッコは宗教上アルコールは禁止されているので、みんなシラフだが陽気に歌って、踊った。
言葉は分からないしダンスも踊れないけど、みんな歌って、踊った。
アルコール抜きでこんな陽気なことをしたのは生まれて初めてかもしれない。笑
Jessie JのPrice Tagの歌詞の世界観が好きなのだけど、この電気もガスも通っていない砂漠の真ん中では、お金のことなんて忘れて歌って踊ることでみんなが一つになるような気がした。
キャンプファイヤーもお開きになってサハラ砂漠の星空を見に行くことに。
サハラ砂漠の星空は私が世界で見た景色の中で3本の指に入るくらい美しかった。まさしく満点の星空。天然のプラネタリウム。流れ星流れ放題。視界に星しかない。
砂漠に毛布を敷いてその上に寝転がって星空を堪能した。
贅沢すぎるー。
現実を忘れられたサハラ砂漠の夜。
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