鬱なので、TMS(磁器刺激治療)を受けてみた(4回目)
TMS第4回目です。今回は、TMSの疑問点についてお医者様に聞いた事も最後の方に載せましたので、TMSそのものだけに興味のある方は、そこだけでも見たら何かの参考になると思います。
昨日のミーティングの最後に、「30日後にクビだ。今週中に引継ぎを済ましてPCを会社を返す事」と言った人事からは、まだ正式な書面は来ていない。すぐじゃなかったのかよ、テメーと思ったが、そんな事はどうでも良い。
会社を離れるという事は、新しい職場を探さねばならない事なので面倒くさい。
ちなみに、人事がパワハラを退けた理由は以下の通りである。
「汚物(パワハラをするカントリーマネージャーの事)がキツイ態度をとるのは、全員に対してだ。だから、Tama-chanにキツイ言動をとってもパワハラに当たらない」
キツイ態度と言動を認めるんかーい!! しかし、ここまで認めてもパワハラではないという。恐ろしい会社ではないか?
そんな訳でこの日も、勤務時間中にコッソリと面接をひとつ済ます。
コロナのせいで以前ほど求人はないが、コロナのお陰で堂々とこっそり自宅から遠隔で面接を済ませられるのは非常にありがたい。
そうこうしているうちに5時になったので、さっさと仕事を切り上げて、面接用につけていた瞼の化粧を落としてTMSを受けにいく事となる。病院について直ぐ、人事からクビ切りのメールと、「明日の午後であれば話し合いに応じる」というメッセージが届く。
ここでの人事の言う「話し合い = 私が退職を承諾する事」である。
汚物との会話でもしばしば、こちらが「はい」と言うまで同じ質問が続くファミコン版ドラクエばりの押し問答が起こり、承諾していない事に関して後からメールで「話し合った通り●●●●●をするように」と来るのであるのだから、この会社の「話し合い」は非常にユニークである。
よっぽど私と「話し合って」不平等条約を飲ませたいのだ。
法律の元で十分に勝てる材料しかないのだが、しかし問題もあって、私は弁護士を入れる事による費用対効果というものが果たしてあるのかと疑問に思ってしまうのである。
恐らく弁護士を入れた所で、月給の1か月分が増える程度である。しかし、1か月程度増えた程度では、正直弁護士費用を払ったらほぼ赤字である。出来れば4か月分と年内いっぱいの在籍権を手に入れられれば私はすぐにでも手を引くつもりであるが、そういう「話し合い」に向こうは恐らく興味がないであろう。
であれば、ムカつくから弁護士を入れて嫌がらせをしようという以外で弁護士を入れる意味は殆どなきに等しいのだ。
私は実はもう一つの嫌がらせ方法を計画しているが、こっちは効けば日本オフィスを閉鎖に追い込めるが、確実性は低い。
さて、前置きが長くなったが、以上が私の本日の精神状況を彩る様々な出来事である。
記念すべき第4回目は前日よりも更に2段階ボルテージの上がった電力で始まる事となった。やはり、化粧を落としていったのが功を奏したのか、瞼の痙攣が大分マシである。
施術士さんに、マックスで出せる電流(1回目の時にテストで電流を流したした時の、手の指がピクピク動くかどうかのレベル)から見てどの程度なのかと聞いた所、ようやく60%程だと言う。
「早くマックスに近づけたいです」と言った所、推奨するボルテージはマックスから見てだいたい80%程であり、急に上げる事は脳に負担がかかる事もあるという訳なので、大人しく60%の電力で施術を受ける事にした。
今回は本当にあっという間に終わり、何も妄想する暇もなかったほどだ。
さて、この後は久々に先生からの問診を受ける事となり(毎回、問診受けてなくても門診療を払っている事が発覚したので、受けなきゃ損という気持ちからも)色々な疑問点をぶつけてみた。
TMSに関わるQ&A
Q. TMSってだいたい何回受けるのでしょうか? どうやったら治療終了となるのでしょうか?
A. 大体20回から30回程です。10回目が終わった時に、SDS(自己評価における鬱診断)を受けてもらう事と、問診で話を聞いたり、状態を見たりと経過観察をします。
Q. 他の病院では20分とか、40分のコースがあるのですが、うちは6分で大丈夫でしょうか?
A. 実はTMSには2種類あって、古いタイプのrTMSであれば、20分から40分の施術が必要になります。当院にあるものは、θ(シータ)バーストと呼ばれるもので、3分でrTMSの40分と同じ効果があります。今行っている施術はそれを調整して少し伸ばしてあります。当然rTMSでは、20分より40分の方が良いですが、rTMSとθバーストの時間を単純に比較する事は出来ません。
Q. TMSの歴史ってどのくらいですか?
A. 日本では去年からですが、アメリカでは20年程の実績があります。
Q. 過去に受けた老人の中で、アルツハイマー型認知症が進んでしまったケースはありますか?
A. TMSを受ける事によって、血管が詰まるなどという事はないので、アルツハイマー型認知症の原因になりうるとは現時点で考えられていません。
汚物の会話と違って、こっちはきちんと録音していた訳でないので、若干うろ覚えの所はありますが、以上の通りでした。