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複合神社 日枝神社・水天宮(その3) @ 清瀬市
東京は清瀬市にある日枝神社・水天宮の中にある御嶽神社です。
どういう関係なのでしょうか。
以前の記事はこちら
今回は三つ並んだ一番左の鳥居「御嶽神社」についてです。
境内には他にも小さな神社があり、明らかに
他の神社とは扱いが異なります。摂社?末社?
HPリンクはこちらから。日枝神社 水天宮
神社の境内にある小さな社は摂社(せっしゃ)・末社(まっしゃ)神社の呼称として用いられています。戦前の旧官国幣社(かんこくへいしゃ)においては、摂社と末社を区分する基準が設けられました。摂社に該当する条件として、まず本社御祭神の荒魂(あらみたま)や后神・御子神を祀った社のほか、御祭神と関係のある神や現社地の地主神じぬしがみなど特別な由緒がある社となっていました。こうした基準に当てはまらないのが末社であり、摂社は末社より上位に置かれていました。
ー 神社庁HPより ー
ここの本社 日枝神社の主祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)で、こちらは山と水を司る神様ですから、御嶽信仰と関わりが深いのかな。
ちなみに赤坂の山王日枝神社では本殿の中に大山咋神と国常立尊が一緒にお祀りされています。
御祭神
国常立尊 (くにとこたちのみこと)
イザナギ・イザナミよりも前にこの世に最初にあらわれて、国土が産まれる空間を確保した神様
大己貴命 (おおなむちのみこと)(= 大国主命 おおくにぬしのみこと)
国内に農業や医療を広め、日本の生活や社会を作った「国造り」の主役。
少彦名命 (すくなひこなのみこと)
海の彼方からやってきて、(おおくにぬし)の「国造り」パートナー。
とても小さくて一寸法師のモデルとも。
社号標・鳥居
この写真だと反りが見えにくいですが明神鳥居 注連縄つきです。
拝殿(本殿)
拝殿はなく、社の中に石碑が3柱分建っています。
築山の上に立っているのが御嶽神社らしい感じがします。まさに御嶽信仰。
狛犬
右(阿側)です。「〜取り」はなし。
ちょっとブルドッグを思い出すような、動きのあるポーズが素敵。
大胸筋が逞しくて「気は優しくて力持ち」な感じがします。
左(吽側)です。「〜取り」はなし。
右側にも増してダイナミックなポーズ。
敵に飛びかかる寸前のような。
でも正面から見ると、よしよしと頭をなでたくなる可愛らしさも感じます。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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