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神社の鳥居 どうくぐる?

どうも、でんだです。

さて今日は、「なんとな〜く神社にお詣りはしてるけれど、『作法』や『型』にこだわった参拝ができたらスマートじゃない?」と思う方のために記事を書こうと思います。

どうせならカッコいい参拝を目指しましょう!

今日は第1弾として簡単にできる
カッコいい鳥居のくぐり方を解説します。

結論から言えば、鳥居のくぐり方は

1 入るとき軽く一礼
2 参道の真ん中を歩かない
3 出るときも一礼

です。あたりまえですね。
以上です。 終了!! 解散!!

・・・ではつまらないので、もうちょいと考えてみようと思います。
ほんの数分のお付き合いを。


そもそも鳥居って何

鳥居は、俗世界と神の領域を分ける結界だと言われます。
ここをくぐると神域に入るわけです。

いくつも鳥居がある神社では、
くぐるたびに神に近づくってことになります。

鳥居の形にも色々あります。
これもまた面白いのですが、
長くなっちゃうのでまた別の機会に記事にしようと思います。

一番簡単なところでは
「上から二つ目の横棒が縦の柱の中に収まっているか突き抜けているか」
で大別できます。

二つ目の横棒は貫《ぬき》といいます。
貫《ぬき》が抜けているか抜けていないか、ですね。

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上の写真は突き抜けていない「靖国神社」

下の写真は突き抜けている「明治神宮」

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くぐるときには一礼

さあ、鳥居のくぐり方です。

鳥居をくぐる前には軽く会釈します。普通の会釈でOK。

拝殿前で参拝するときは90度の深いお辞儀です。
結界の中と外とで明確に使い分けたほうが
けじめがあってカッコいいと思います。
鳥居の外は俗世界、中は神域ですから。

ただし、歩きながらピョコっと頭を下げるだけじゃぁイマイチ

ちょっと止まって会釈するのが余裕を感じさせる所作。

「神域に今から入らせてもらいます」の気持ちですね。

くぐるのは参道の右?左?

参道の真ん中は神様の通る道。(正中っていいます)
だから端を歩くんだ、ってことはよく知られていますね。

当然、鳥居をくぐるときも右か左に寄ってくぐります。

じゃぁ右側に寄るべきか、左側に寄るべきか、
考えたことはありますか?

神社マナー的には参道に右側通行とか左側通行とかはありません。
でもね、カッコいい参拝のためにはこっち、というのはあるんですよ。
それをお伝えしましょう。

これは、初めてお詣りする神社では難しいですが、

「手水舎がある側」の端を歩くのがカッコいい。

参道を歩いていき、参拝前に手と口を清める水場を「手水舎」といいます
これが参道の右にある神社では右、左にあるときは左を歩くのがスマート。

だって、歩いていったのと反対側に手水舎があったら、身を清めるために神様の通り道である正中線をまたがなくてはいけないじゃないですか。

正中線を踏まないように ピョンと飛び越えてみたり 笑

カッコいい参拝には「先を読む」のが大切なんだな。

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どちらの足から踏み入るか

鳥居をくぐるシーンに戻ります。

神域に踏み込む一歩は、どちらの足から入るのがカッコいいか

これは、

参道の右側からなら右足、左側からなら左足

が正解なんだそうです。

これには、正中線から遠い方、つまり神様から遠い方から入る。という意味があるそうです。

ほとんどの人は気にしていないと思いますが、「ディテールにこだわる」のがカッコいい参拝スタイル。

帰るときにも出たら一礼

F参拝が終わって帰るときにも、鳥居を出たところで回れ右。

一礼して、「参拝終了です!ありがとうございました!」
と締めくくるのがカッコいいですね。

今日のまとめ

鳥居をくぐるときは、

・軽く一礼してくぐる
・手水舎のある側に寄ってくぐる
・正中線から遠い方の足から入る
・帰りも一礼して去る

です。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

続きはこちら。



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でんだ @ 人生後半を楽しむ
最後までお読みいただき ありがとうございます また読みに来てくださいましたら、嬉しいです 拝