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川内選手の勝負飯は金沢マラソンで効果があったか!?

 MGCで大活躍した川内選手が勝負飯としてCoCo壱番屋のカレー(700g)を食していることをXで知り、金沢マラソン2023の勝負飯として取り入れてみた。
 ゴーゴーカレーが金沢カレーとして有名のようだが、地元ではチャンピオンカレーが不動の?人気のようだ。特に、本店のあるKIT関係者の間では。   チャンピオンカレーを食べれる都市はそれほど多くはないので、地元の金沢マラソンでは効果があるか試してみた。
 川内選手は700gのカレーを食したようだが、Around 60の僕にはボリュームがありすぎるので、チャンピオンカラーLカツカレーのジャンボ450gをレースの前日に食した。
 結果は、図1のようにスタミナ切れにならなかった。なお、スタミナが所々で下がっているのは給水や被り水のため速度が落ちているためだと思う。一時的に0になっている地点は立ち止まってエアーサロンパスをかけてもらった時である。
 マラソンの結果もPB(3週間前の新潟シティマラソンよりネットタイムで1分59秒更新)が出たので効果があったと思う。カレーはいろいろなスパイスが入っていてとにかく元気がでる。カレーが健康に及ぼす効果についてはいろいろ研究がされている。特に、カレーの風味付けにつかわれているターメリックに含まれるクルクミンにはChatGPT4によると次のような効果があるようです。

  • 抗炎症作用:長距離走は筋肉の微小損傷と炎症を引き起こす可能性があります。クルミンの抗炎症特性は、運動による炎症を軽減し、筋肉痛や回復時間の短縮に役立つかもしれません。

  • 酸化ストレスの軽減:運動中の酸化ストレスは運動後の筋肉痛や疲労感に関連しています。クルミンの抗酸化作用は、フリーラジカルのダメージを減少させることで、これらの症状の軽減に寄与する可能性があります。

  • 筋肉疲労の軽減:一部の研究では、クルミンが筋肉の疲労を軽減する効果がある可能性が示唆されていますが、これらの結果は初期段階のものであり、さらなる確認が必要です。

  • 免疫系のサポート:強度の高い運動は一時的に免疫系を弱めることがあります。クルミンの抗炎症と抗酸化特性は、免疫系のサポートに役立つかもしれません。

Around 60の方は若者ほど元気がないのでカレーで元気をつけてはいかがでしょうか?


図1:スタミナの変化

参考文献

  • 抗炎症作用に関する研究:

    • Chainani-Wu, N. (2003). Safety and anti-inflammatory activity of curcumin: A component of turmeric (Curcuma longa). Journal of Alternative and Complementary Medicine, 9(1), 161-168.

    • Aggarwal, B.B., & Harikumar, K.B. (2009). Potential therapeutic effects of curcumin, the anti-inflammatory agent, against neurodegenerative, cardiovascular, pulmonary, metabolic, autoimmune and neoplastic diseases. The International Journal of Biochemistry & Cell Biology, 41(1), 40-59.

  • 抗酸化作用に関する研究:

    • Menon, V. P., & Sudheer, A. R. (2007). Antioxidant and anti-inflammatory properties of curcumin. The molecular targets and therapeutic uses of curcumin in health and disease. Advances in Experimental Medicine and Biology, 595, 105-125.

  • 運動と筋肉疲労への影響:

    • Davis, J. M., Murphy, E. A., Carmichael, M. D., & Zielinski, M. R. (2007). Curcumin effects on inflammation and performance recovery following eccentric exercise-induced muscle damage. American Journal of Physiology-Regulatory, Integrative and Comparative Physiology, 292(6), R2168-R2173.

    • Tanabe, Y., Maeda, S., Akazawa, N., Zempo-Miyaki, A., Choi, Y., Ra, S. G., ... & Imaizumi, A. (2015). Attenuation of indirect markers of eccentric exercise-induced muscle damage by curcumin. European Journal of Applied Physiology, 115(9), 1949-1957.


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