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「個人関連情報」の定義
個人関連情報とは、生存する個人に関する情報であって、個人情報、仮名加工情報及び匿名加工情報のいずれにも該当しないものをいう。
「個人に関する情報」とは、ある個人の身体、財産、職種、肩書等の属性に関して、事実、判断、評価を表す全ての情報である。「個人に関する情報」のうち、氏名、生年月日その他の記述等により特定の個人を識別することができるものは、個人情報に該当するため、個人関連情報には該当しない。
また、統計情報は、特定の個人との対応関係が排斥されている限りにおいては、「個人に関する情報」に該当するものではないため、個人関連情報にも該当しない。
【個人関連情報に該当する事例(※) 】
事例 1) Cookie 等の端末識別子を通じて収集された、ある個人のウェブサイトの閲覧履歴
事例 2)メールアドレスに結び付いた、ある個人の年齢・性別・家族構成等
事例 3) ある個人の商品購買履歴・サービス利用履歴
事例 4) ある個人の位置情報
事例 5) ある個人の興味・関心を示す情報
【注釈】
(※) 個人情報に該当する場合は、個人関連情報に該当しないことになる。例えば、一般的に、ある個人の位置情報それ自体のみでは個人情報には該当しないものではあるが、個人に関する位置情報が連続的に蓄積される等して特定の個人を識別することができる場合には、個人情報に該当し、個人関連情報には該当しないことになる。
【条文】
法第 2 条(第 7 項)
7 この法律において「個人関連情報」とは、生存する個人に関する情報であって、個人情報、仮名加工情報及び匿名加工情報のいずれにも該当しないものをいう。
引用
個人情報保護法ガイドライン(通則編)(PDF : 1413KB)
2-8 個人関連情報(法第 2 条第 7 項関係)
【その他の用語の定義は?】
以上です。