映画を観た記録97 2024年6月8日    ドゥニ・ヴィルヌーブ『デューン 砂の惑星』

Amazon Prime Videoでドゥニ・ヴィルヌーブ『デューン 砂の惑星』を観る。

主人公は典型的な西洋型のイケメン若い男なので、見方によっては腐女子が喜ぶSF映画である。上半身裸も見せる。腐女子喜ぶかも。

砂の惑星の戦争での白兵戦は剣で戦うのである。銃ではない。

砂の惑星の闘いと言っても、西洋騎士道的物語である。忠誠、ヒロイズム、家同士の戦い、騎士道というか中世の物語である。

砂漠の民は、全身を布で覆っている。砂除けのためであるのだが、アラブのベドウィンが参考にされているのだろう。

本作品はとても完成度は高い。だが、オリエンタリズムとエキゾチシズムが充満しすぎている。

本作品はノルウェー、ヨルダン、アブダビで撮影された。とても大がかりである。エンド・クレジットを見ると、莫大な数のスタッフの名前がクレジットされている。本作品のような映画は巨大資本を動かせるハリウッドでしか作ることはできない。

続編もあるようだ。

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